
群馬県にある駐車場の売却を考えているの
注意点はある?

駐車場の売却方法&注意点など解説致します
「使っていない駐車場をそろそろ手放したい」
「相続したけれど管理が面倒で、持ち続けるか悩んでいる」
群馬県(前橋市・高崎市・伊勢崎市など)では、こうした駐車場の売却相談が年々増加しています。
一方で、駐車場売却は住宅や更地の売却と違い、判断を誤ると損をしやすい分野でもあります。
この記事では、不動産売却が初めての方でも理解できるように、
駐車場の売却方法・注意点・失敗しない考え方を、
群馬県の土地事情を踏まえて解説します。
駐車場は立ち退きOK?借地借家法は未適用?!
駐車場は、原則として「借地借家法の適用外」です。
なぜ適用外なの?
借地借家法は、
👉 「建物の所有を目的とする土地」 や
👉 「建物の賃貸借」
を保護する法律です。
一方で、駐車場は通常、
- 建物がない
- 建物所有を目的としていない
- 単なる土地の使用(車を置くだけ)
というケースがほとんど。
➡ 借地借家法ではなく、民法の賃貸借が適用されます。
よくある勘違い
「土地を貸してるんだから借地じゃないの?」
→ ちがいます。
❌ 建物を建てる目的がない
❌ 建物の賃貸でもない
この2点で、借地借家法は使われません。

ただし、例外があります。
・ガレージ(車庫)に建物性がある場合
・ 駐車場用の建物を賃貸している場合
こういうケースでは、
借家契約として借地借家法が適用される可能性あり。
※単なる青空駐車場は、ほぼ100%適用外です。
契約書ベースで判断
<青空の月極駐車場の一般的な契約内容>
✔ 最低契約期間:なし
✔ 解約予告:1か月前通知
これが 全国的にいちばん多い標準形 です。
<例外>
- 最低6か月
- 最低12か月
👉 これは
- 法人契約
- 短期解約が多いエリア
- 初期費用を抑えている契約
などでたまに見かけます。

立ち退きについては、
契約期間中は、貸主の一方的な都合では原則NG。
しかし、契約書に「中途解約条項」があれば可能
なければ「お願いベース」+条件調整が必須です。
※近所の駐車場を一緒に探す
※迷惑料を支払うなど
▶対応エリア:群馬県の全域
伊勢崎市/高崎市/前橋市/太田市/桐生市/渋川市/藤岡市/みどり市/吉岡町など
駐車場はそのまま売れる?売却方法は3つ
駐車場の売却方法は、主に次の3パターンに分かれます。
① 駐車場のまま売却する方法
月極駐車場やコインパーキングとして利用している場合、
そのままの状態で売却することも可能です。
この場合の買主は、主に投資家や不動産会社です。
※三井のリパーク(不動産投資なら駐車場経営?)
「毎月いくらの収益が出ているか」が重視されるため、
収益性が高いほど売却価格も上がりやすいという特徴があります。
ただし、群馬県では立地によって需要差が大きく、
エリアによっては買主が見つかりにくいケースもあります。

群馬県の月決め駐車場はエリアにもよりますが、
月5000円~8000円ほどど安価な傾向です。
※群馬県の月極駐車場(平均賃料:6,851円
月決め駐車場ドットコムより引用

高崎駅前なら、そのまま駐車場として使う人がいそうだけど・・
群馬県の月決め駐車場って安いから・・・
難しいわね
② 更地にしてから売却する方法
駐車場をやめて、
住宅用地として売却する方法です。
前橋市・高崎市など住宅需要があるエリアでは、
この方法が選ばれることも多くなっています。
ただし注意したいのは、
更地にすれば必ず高く売れるわけではないという点です。
アスファルト撤去、車止め、フェンス、精算機などの撤去費用がかかり、
数十万〜200万円以上になるケースも珍しくありません。
③ 不動産業者に買取してもらう方法
「とにかく早く売りたい」
「手間やトラブルを避けたい」
こうした場合は、不動産業者による買取という選択肢もあります。
相場より価格は下がる傾向にありますが、
- 短期間で売却できる
- 契約不適合責任が軽減される
- 手続きがシンプル
といったメリットがあります。
更地にしてから売るべき?駐車場売却で多い勘違い

駐車場売却で最も多い失敗が、次の考え方です。
「更地にした方が高く売れるはず」
これは半分正解で、半分不正解です。
確かに住宅用地として売れる場合、
査定額が上がることもあります。
しかし、その「上がった金額」が
撤去費用を上回らないケースが非常に多いのです。
そのため、
更地にする前に必ず不動産査定を取ることが重要です。
駐車場売却の流れ【初心者向けに5ステップ】

初めての方は、全体像を把握しておくだけでも安心です。
- 相場調査・査定依頼
- 売却方法の検討(そのまま or 更地で渡す)
- 媒介契約 又は、買取
- 売買契約の締結
- 引き渡し・決済
この中でも特に重要なのは、
最初の「査定」と「売却方法の判断」です。
ここで判断を誤ると、後から取り戻すのは難しくなります。
駐車場を売るときの注意点6選
①固定資産税・都市計画税の扱い
駐車場は住宅用地と違い、
固定資産税の軽減措置がありません。
参照:地方税制度|固定資産税
売却時期によっては、
思ったより税金の精算額が大きくなることがあります。

駐車場の地目は①雑種地②宅地が多いです。
| 項目 | 宅地 (特例なし) | 雑種地 |
|---|---|---|
| 地目 | 宅地 | 雑種地 |
| 住宅用地特例 | ❌ なし | ❌ なし |
| 課税標準 | 評価額ほぼそのまま | 評価額ほぼそのまま |
| 課税標準額 | 約 1,650万円 | 約 1,650万円 |
| 固定資産税額(年) | 約 231,000円 | 約 231,000円 |
| 税額差 | ― | 差ほぼなし |
②撤去費用を甘く見ない
アスファルト・外枠のフェンスなど設備の撤去費は、
現地状況によって大きく変わります。
「思ったより高かった」という声は非常に多く、
事前見積もりは必須です。
③利用者との契約が残っている
月極駐車場の場合、
解約通知の期間や条件を確認せずに進めると、
売却後のトラブルにつながります。
④市街化調整区域・用途地域の問題
群馬県は、市街化調整区域が多い地域です。
「売れると思ったら、家が建てられなかった」
というケースも珍しくありません。
市街化区域、非線引きかどうか?など
用途地域の確認は必ず行いましょう。
⑤農地転用が必要なケース
地目が「畑」「田」のままの場合、
農地法の手続きが必要になることがあります。

市街化区域は届け出が必要です。
⑥売却を急ぎすぎる
「早く手放したい」という気持ちが強すぎると、
条件を冷静に比較できなくなります。
時間的余裕があるなら、段階的に売却を進めるのが理想です。
駐車場を売却する理由【お客様の体験談・口コミ】
口コミ①最初は「駐車場はそのまま持っていればいい」と思っていました。
しかし、月極駐車場を続けていく中で、
・契約者とのやり取り
・解約や募集の手間
・設備の補修や管理
思った以上に“手間と時間”がかかっていることに気づいたんです。
それなら、いっそ売却した方がいいかも・・・
とリヤマ不動産にいくらくらいか、査定を依頼しました。
口コミ②収益と労力が見合わなくなってきた
10年ほど前は伊勢崎市でも「借りたい人」は多かったです。
しかし、周りに大きな駐車場ができてしまい、
10台中3台しか収入が入らなくなり、
「労力に合わない、除草も面倒!」とバカバカしくなり、売却に踏み切りました。
口コミ③知り合いに促されて
父親の代から30年以上、駐車場として5000円ほどで貸していました。
特に不満はなかったのですが、ライバルの駐車場が増えてきて、
人口減少でこれから前橋でも厳しくなるのでは・・・
と思い、最近駐車場の売却についていろいろ調べるようになりました。
最後に

駐車場売却で一番大切なのは、
「自己判断で動かないこと」です。
- いきなり更地にしない
- 群馬県の事情を知らない業者に任せない
- 価格がいくらか知る(準備だけでも)
この3点を守るだけで、
失敗のリスクは大きく下がります。

駐車場のご売却相談は、リヤマ不動産にお任せを!



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