【動画あり】不動産売却の流れを8ステップ@初めて家を売る

【図解】不動産売却の流れ~8ステップ

お客様
お客様

初めて、不動産を売るけど、どうすればいいの?

土地・戸建て・マンションなど不動産を売りたいけど・・・
どうしていいかわからない!

宅建士:山口
宅建士:山口

そんな初心者のあなたのために、
不動産売却の流れを
「8ステップ」に分けて解説
します。

>>動画で解説

STEP01:不動産会社に相談

まずは、不動産仲介業者に相談をしましょう。

大手・中小・地場不動産など複数ありますが、
まずは気になる会社へ連絡をし、
相談に乗ってもらいましょう。

→【売却】不動産会社はどこがいい?7つの選び方を伝授!

①営業マンとの相性
②囲い込みをしない
③契約不適合責任の免責あり対応OK

という3点を中心に探すといいかもしれません。

ヒアリングについて

当社は売主様に、以下のヒアリングをいたします。

内容
①売却戦略・売れる価格の相談
・販売方法について
※周囲に知られたくない
※金額を重視したい
※スピードを重視したい
②売却理由・買換え
・転勤、離婚など
・相続不動産の売却
③売却を完了時期・ゆっくりでいい
・できるだけ早くしたい
・引っ越し期日が決まっている
④売却価格に要望・時間をかけてゆっくり売りたい
・土地の境界確定/公募売買の相談をしたい
・手取で○○○○万円は確保したい
・特にイメージしていない

<STEP01の時点>
【業者側の書類】なし
売主必要書類】なし
(不動産資料があると◎)
売主必要資金】なし

STEP02:不動産の査定依頼(無料)

あなたの土地や建物がいくらになるのか?

実際に査定依頼をしましょう。

①机上査定 ②訪問査定

不動産の査定方法は2つあります。

①机上査定:不動産の物件情報を元に、
不動産会社が現地調査を行わずに査定価格を算出する手法

※区分マンションは、大規模リフォームや心理的瑕疵
がなければ、机上査定でも精度が高いです。

②訪問査定:実際に訪問し、細かい点まで売主様にヒアリングします。

※土地や戸建ては個別性が強く
訪問することで、より正確な数値が算出できます。

宅建士:山口
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最終的な査定書を見て
「根拠のある金額か?」確認をしましょう。

例えば、査定額が2000万円なのに、
2400万円で売りに出しましょう!

といった、チャレンジ価格は意味がありません。

宅建士:山口
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<不動産会社の王道トーク>
①高額で売り出す
②時間をかける
③徐々に価格を下げる


逆効果で効果が期待できません。

<STEP02の時点>
【業者側の書類】なし
売主必要書類】権利書・昔の売買契約書、資料、リフォーム履歴あれば
売主必要資金】なし

当社の査定

当社リヤマ不動産の査定について解説します。

①土地&戸建て(現地にて)

土地・戸建ては、個別性が強く
また、トラブルが多いです。

そのため、直接お伺いし、ヒアリングし、後日査定結果をお持ちします。

②マンション(ネット上での査定)

区分マンションは大きな不具合
(30年リフォームしていない、漏水事故、心理的瑕疵)など
なければネットでの査定が可能です。

宅建士:山口
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マンションの査定内容は動画収録し、
LINEでお届けも可能です

※ご希望があれば「依頼に沿った」内容をお届けします。

売る/売らないや売却時期などは、ご相談いただければ幸いです。

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STEP03:媒介契約を結ぶ

不動産仲介業者と媒介契約を結びましょう。

①専属専任媒介
②専任媒介
③一般媒介

3つの契約があり、当社は②の専任媒介契約をおすすめします。

※一般媒介は少し特殊なケースのみです。

専属専任媒介専任媒介一般媒介
契約1社1社複数社
自ら発見した
相手方との取引
×
契約期間最大3か月最大3か月規定なし
レインズ
登録義務
5営業日7営業日×
報告1週間に1回2週間に1回×
お客様
お客様

媒介契約に費用はかかる?

宅建士:山口
宅建士:山口

媒介契約は無料です。
ちなみに、仲介手数料の発生ポイントは「売買契約」です。

→【売買仲介】媒介契約の読み方&記載事項を完全マスター!

宅建士:山口
宅建士:山口

ただし、戸建/土地の売却の場合は、
測量費(現況/確定測量など)がかかったり、
古家の解体費用が発生するケースもあります。


→公簿VS実測VS確定測量どれが多い?
→【解体更地渡しVS古家付き土地】売るならどっち?

<STEP03の時点>

【業者側の書類】
媒介契約書(原本2枚)
・不動産調査の同意書


【必要資金】なし

書類名詳細・備考
印鑑(認印)
本人確認書類免許証やマイナンバーカード
固定資産税納付通知書5月のGW後に郵送される通知書
固定資産評価証明書土地&建物の両方
※当社が取得に行きます。
住宅ローン残高証明書(返済予定表)売却予定額 > 残債 の証明

※売却予定額 < 残債の場合、
ご相談ください。
権利証(土地&建物)確認のみ
調査に利用する書類
(※あれば)
・売買契約書&重要事項説明書
・物件資料
・地積測量図(隣人との同意書)
・建物図面
・建築確認済証
・検査済証
・住宅性能評価書
・ガス(都市ガス、プロパン)契約書
・浄化槽の契約書
・地盤調査報告書
・耐震診断報告書 境界確認書
宅建士:山口
宅建士:山口

資料が多いため、

当社では「媒介契約前にリスト」でまとめて配布します。

また、不足している書類は調査し、当社でご用意します。

→建築確認済証&検査済証がない売れない?

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STEP04:売却活動スタート

いよいよ売却活動をスタートします。

まずは、レインズ(不動産業者専門のネットワーク)へ情報を掲載し、
全国の業者へ情報を周知します。

<営業活動>

  • 買主リスト連絡
  • 不動産業者からの連絡対応
  • チラシ(効果はイマイチ・・・)
  • ポータルサイト掲載
  • HP掲載
  • レインズ記載

など、不動産の売却営業活動が始まります。

宅建士:山口
宅建士:山口

当社は囲い込みはしません。
問い合わせには正直に回答いたします。

→囲い込み不動産屋の対策

「戸建て、マンションの内覧」は、一括でまとめる「内覧会方式」です。

【内覧会:〇月×日の予定】
A様:10時~
B様:10時30分~
C様:11時~

など30分単位に分けて、行います。

お客様
お客様

内覧会のメリットは?

宅建士:山口
宅建士:山口

1日にまとめるため、
売主様の負担を減らせます。

また、競争原理が生まれ、
見学時の意識が高まります。

<STEP04の時点>
【業者側の書類】メール/LINEなどでの販売活動の進捗報告
売主必要書類】なし
売主必要資金】なし

業務の進捗報告は、専用のホームページにて記載します。
※文字、画像、動画など

STEP05:売買契約を買主と結ぶ

買主様から

①事前ローンの承諾②買付証明書

弊社経由でメールなどで送られてきます。

金額などにご納得いただいたら、
売買契約日※を設定します。

※7日~10日以内に契約

宅建士:山口
宅建士:山口

売主様とは、契約前に

重要事項説明②売買契約書

の内容のすり合わせをします。

買主様は2時間(重要事項説明書の説明)かかります。

時間調整して、売買契約書の調印に時間を合わせます。

ちなみに、持ち回り契約も可能です。

→持ち回り契約のトラブルは手付金?!失敗しない方法

また、売買の電子契約が可能であれば、

売主&買主ともに「印紙代1万円以上」費用が削減できます。

手付金&ローン特約

手付金とは、不動産売買契約を締結する際に、
買主が売主に支払う金銭のことです。

お客様
お客様

いくらもらえるの?

宅建士:山口
宅建士:山口

物件の5%~10%です。
金額多いと、売買の重みが増します。


2000万円なら100万円以上ですが、
5000万円など高額の250万円以上(※)となります。

※手付をあまり出せない相談もあります。

お客様
お客様

確かに、高額不動産だと、
5%でもキツイわね・・・

もし、買主さんのローンが
通らないとき
は?


宅建士:山口
宅建士:山口

ローン特約で買主様を保護しているため、
手付金の返金をお願いします。

それと、売買契約後に

<手付放棄ルール>
買主が「やっぱり買わない!」→「手付放棄」
売主が「他の人に売る!」→「2倍払い」

となるため、注意が必要です。

<STEP05の時点>
【業者側の書類】売買契約書・重要事項説明(※買主のみ)

【売主必要書類】認印・本人確認証・印鑑(認め)・
物件状況報告書付帯設備表など

【売主必要資金】仲介手数料の50%(振込み)

STEP06:銀行に連絡をする(※住宅ローンありの人)

住宅ローン残債がある場合、抵当権を抹消する必要あります。
  
銀行へ連絡し、抵当権抹消日(※決済日)を伝えましょう。

宅建士:山口
宅建士:山口

基本、電話後、銀行の窓口へ
「本人」が伺います。

①担当者名&連絡先を聞き
②不動産会社の担当名刺を渡し
③司法書士へバトンタッチ

しましょう。

ちなみに、決済日前から3週間から1か月かかります。

※既にローン完済で抵当権の抹消済みの人は不要

→抵当権の抹消方のまとめ記事を読む

<STEP06の時点>
【業者側の書類】なし
【必要書類】銀行指定の書類一覧

【必要資金】なし

STEP07:決済&引き渡しを行う

いよいよ、物件売却のラスト、決済&引き渡しです。

<決済引き渡しの手順>

①双方の本人&書類確認
②買主→売主様へ残金振り込み

※固都税やマンション管理費の清算金なども

③売主:着金確認


④所有権移転登記

⑤抵当権抹消の手続き

⑥鍵・書類一式の引渡し

⑦仲介手数料(50%)の支払い
※司法書士さんへの報酬支払いも

抵当権の書類は「司法書士が代理」
or「売主と一緒」
に銀行へ取りに行きます。

ちなみに、集合場所は買主側の金融機関で手続きをします。

※ネットバンクの場合、売主へ直接振り込むため、
不動産会社や司法書士事務所などに集合

STEP08:確定申告

お客様
お客様

え?売ったお金は全部自分のものじゃないの?

不動産売却後は「確定申告」が必要です。

特に「3,000万円の特別控除」などが適用されるかどうか、税理士・税務署へ相談しましょう

宅建士:山口
宅建士:山口

ご希望があれば、提携税理士さんをご紹介します。

最重要点は「3000万円の特別控除がつかえるか」です。

税の控除を受けるとき、譲渡益がなくても申告が必要となるため、ご注意を!

→【手残りは?】マンション売却計算ツール

→戸建&土地の売却で手残りは?お試し計算ツール!

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不動産売却の失敗しないコツは?

不動産の売却で失敗しないために、
だれでもできる簡単なコツを解説します。

①全体の流れをつかむ(俯瞰する)

不動産売却側の「流れ」を何度も読んで、
大まかに理解しましょう。

細かい点は、業者さんにその質問すれば、問題ありません。

お客様
お客様

今、どこにいて、
何をやっているのかわからない・・・
困るわよね。

②スケジュールは余裕もたせる

特に抵当権の抹消連絡は売買契約後に、すぐに動きましょう。

忘れてしまうと、決済日に間に合いません。

宅建士:山口
宅建士:山口

滅多にありませんが、
違約解約を言ってくる買主(※特に業者)もいます。

決済日の3週間~1か月くらい前に
抵当権者の金融機関に連絡をしましょう。

※書類も早めにご用意することで、心に余裕が生まれます。

③高値売却は注意

例えば、2000万円の査定額の物件を
「2500万円で売り出しましょう」という不動産屋さんがいます。

お客様
お客様

そりゃ、
少しでも高く売りたいでしょ・・・

今回は「仲介」のため、
買取ではありません

「まだ見ぬ買主様」を探してきます。

宅建士:山口
宅建士:山口

購入希望者は「相場を熟知」し、
2500万円で買うことはありません。

何がいいのいのか?というと、
高すぎる売却金額は、「見学用物件」になる、
ということです。

見学用として高値預かりをし、時期が来たら、
最終的に2000万円前後で終わします。
であれば、最初から2100万円ほどで売却する戦略をおすすめします。

宅建士:山口
宅建士:山口

当社は売主様に寄り添う努力はします。
しかし、法外な売却価格はお受けできません。

レアな不動産でない限り、
上限105%あたりが妥当といえます。

例:査定3000万円→売却スタート3150万円以内

⑤不明な点はまとめて質問

不明な点は不動産営業マンに質問しましょう。

言った・言わないを防止するために、
質問はメールやラインがおすすめです。

不動産売却よくあるQ&A

Q
重要事項説明&売買契約書の内容は事前に見れる?
A

可能です。
事前に売主様との「容認事項&特約事項」の打ち合わせが重要です。

Q
住み替えの特約は付けられますか?
A

付けられますが、買主様が了承した場合です。
少額の値下げなどで「妥協」は必要かもしれません

Q
居住中でも売れる?
A

売れます。

しかし空室にしたほうが、買主様&売主様、
気を使わないため、成約率は空室の方が高いです。

Q
住み替えで売り先行と買い先行どちらがいいですか?
A
Q
住み替え先の相談はしてくれる?
A

住み替え相談は可能です。

当社で住み替え先購入&現住居の売却ができた場合、
仲介手数料を値引き
します。

Q
契約不適合責任の免責の対応は可能?
A

可能です。

ちなみに、土地や戸建ての場合は、
個別性が高いため、一度ご相談ください。

※大手不動産会社は断られます

まとめ

① 不動産会社に相談する

まずは売却の目的や希望条件を明確にし、不動産会社へ相談。


② 査定を依頼する(無料)

  • 机上査定:資料ベースの簡易な査定
  • 訪問査定:実際に物件を見てもらう精密な査定

③ 媒介契約を結ぶ

仲介を依頼する不動産会社と契約を締結
(一般・専任・専属専任などの種類あり)


④ 売却活動をスタート

  • 不動産ポータルサイトへの掲載
  • 内見対応
  • 条件交渉など

⑤ 買主と売買契約を締結

売却条件が合意すれば、正式な契約を結ぶ


⑥ 手付金の受領・ローン特約の確認

  • 買主から手付金を受け取る
  • 買主のローン審査が通らなかった場合の「ローン特約」もチェック

⑦ 銀行へ連絡(抵当権抹消の手続き)

住宅ローンが残っている場合は、銀行と調整して抵当権の抹消準備


⑧ 決済と物件の引き渡し

  • 売買代金の受領
  • 所有権移転登記
  • 物件の引き渡し

⑨ 確定申告(譲渡所得の申告)

売却によって利益が出た場合、翌年の確定申告が必要

宅建士:山口
宅建士:山口

あなたの不動産売却の参お役に立てれば幸いです。

この記事を書いた人
riyama

宅地士&FP2級の山口です(リヤマ不動産株式会社の代表)
不動産の売買や相続、住み替えなどで「どうしたらいいの?」と不安になる方の力になりたくて、この仕事をしています。
専門的な内容も、できるだけわかりやすく、丁寧にご説明することを心がけています。不動産に関するお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。地域に根ざし、一人ひとりの気持ちに寄り添うご提案をいたします。

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