「連棟長屋、売れるの?」と不安な方へ
「相続したけど使い道がない」
「古い連棟長屋をどう処分すればいいかわからない」
群馬県(前橋市・高崎市・伊勢崎市など)では、
こうした連棟長屋の売却相談が年々増えています。
結論から言うと、
連棟長屋は売れます。
ただし“普通の戸建てと同じ感覚”で動くと失敗しやすい
というのが現実です。
この記事では、不動産売却が初めての方でも理解できるように、
連棟長屋特有の注意点と、失敗しない売却方法を
群馬県の実務目線でわかりやすく解説します。

後半で当社が担当した、連棟長屋の売却体験談をご紹介します。
連棟長屋とは?売却が難しいと言われる理由
連棟長屋とは、
1つの建物を壁で区切り、複数の住戸が横につながっている建物です。
※連棟長屋(テラスハウス等)は、建築基準法上で「長屋」に該当し、
2戸以上の住宅が壁を共有して一体的に建築された建物です
なぜ売却が難しい?
- 建物が切り離せない
- 単独での建替えができないケースが多い
- 隣接住戸との権利関係が複雑
特に群馬県の古い市街地では、
昭和40〜50年代の連棟長屋が今も残っており、
相続をきっかけに売却相談が増えています。

自分だけ、売却は可能ですが、
実際は単独で売る人は少ないです。
古い家屋で解体したい場合、
お隣が反対していたり、相続未登記ですと売却に苦戦します。
おすすめ記事:連棟建物(長屋、二戸一、三戸一)の切り離しトラブル
連棟長屋の主な売却方法【3パターン】
① 現況のまま売却する
修繕や解体をせず、
今の状態のまま売却する方法です。
向いているケース
- 築年数が古い
- 空き家状態
- 隣との合意形成が難しい
群馬県では、
👉 投資家・不動産買取業者が主な買主になります。
② リフォームして売却する
内装を簡単に直し、
収益物件として売却する方法。
ただし、
- 連棟長屋は賃料が上がりにくい
- 回収できないリフォームになりやすい
ため、初心者の方にはおすすめしません。

投資効率がイマイチといえます。
③ 不動産業者に買取してもらう
「早く処分したい」
「隣と揉めたくない」
こうした場合は、
買取という選択肢が現実的です。
- 売却までが早い
- 契約不適合責任が軽減
- 近隣調整を任せられる
群馬県では特に、
連棟長屋=買取前提で話が進むことも多いです。
連棟長屋売却で初心者がやりがちな失敗

❌ 解体すれば高く売れると思い込む
連棟長屋は、
自分の区画だけ解体できないケースが大半です。
無断解体はトラブルの元。事前確認なしは非常に危険です。
❌ 隣の所有者に相談せず動く
売却自体は単独でも可能ですが、
- 境界
- 建替え
- 将来利用
の話になると、隣との関係が価格に直結します。
❌ 普通の不動産会社に相談してしまう
連棟長屋を扱った経験がない会社だと、
- 「売れません」と断られる
- 相場より大幅に安くなる
群馬県でも対応できる業者は限られます。
【体験談】当社が連棟長屋の売却事例(伊勢崎市)
当社が昨年担当した、連棟長屋2軒の案件です。


①連棟長屋A:Aさん&Bさん
②連棟長屋B:Cさん&Dさん
と区分所有のような形で登記されていました。

売却理由
建物は昭和40年頃で老朽化、倒壊の恐れがあり
解体→更地にして、建売業者さんに売却をすることに。
売主4人と買主1人?!

売主ってみんな別人?
親族?!

全員別人です。
※顔見知り
連棟長屋は区分所有のような登記のため、片方が勝手に解体できません。
ちなみに、単独で売却は可能です。
現状有姿 or 解体更地渡し
解体を選択し、売買契約後に確定測量&解体をし、引き渡しの予定です。
大変だった点は
①相続が未登記
両親の代で購入したため、相続登記がされておらず、
持ち主がどこに住んでいるか不明。

ご近所にヒアリングし、探偵のように?
なんとか持ち主とお会いできました。
②価格交渉
4人売主なので、土地の面積、坪単価、残置物、地盤の高さなど
それぞれ状況が違うため、調整に少し時間がかかりました。
③確定測量
伊勢崎市や土地家屋調査士、当社、ご近所さんなどど含め15人ほど集まったため、
誰が誰だか分らなかったです。
※セットバックが必要だったため
④連動契約
片方が「やっぱり売却しない」というと、契約が「なし」になります。
※売主様の調整が難しかったです・・・
まとめ|連棟長屋は「売り方」で結果が決まる

連棟長屋は、
難しい不動産ではありますが、売れない不動産ではありません。
特に群馬県では、
「誰に」「どの方法で」売るかがすべてです。
- 自己判断で解体しない
- 連棟長屋の実績がある業者に相談
- 群馬県の土地事情を理解する
まずは、
👉 解体せず・動かず・相談から
これが一番の近道です。

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