不動産会社の選び方は失敗しない9つの選び方

おうちを売りたいけど、
どの不動産屋さんがいいの?
不動産業の事業者数は、
平成30年時点で、約34万ヶ所と言われています。
つまり、供給過多の状態で、売主様・買主様から見ると
「どこがいいかわからない!」
と業者選びで迷っているかもしれません。
今回は
不動産会社選びにおいて失敗しない7つの選び方を解説します。
①第一印象が良い人

担当者と会ったときの「第一印象」は重要です。
「何か信用できなそう・・・」
「何かひっかかる」
など気になるとしたら、辞めたほうが言いかもしれません。

あなたの直観は、案外正しいかもしれません。
服装がよれよれのスーツだったり、
下品な話題や言葉使いをする人は対象外と言えるでしょう。
※筆者も注意するようにしております(汗)
②レスポンスが早い人

筆者の個人的な実体験をご紹介します。
7年ほど前、注文住宅の新築見学会に参加した際、
私「軒が深いですが、何センチくらいあるんですか?」
営業「調べて、お返事します」
・・・ずっと返信がありませんでした(汗)
ホームページには
「不明なことがあったら、きちんとご回答します」
と記載があったのに・・・

私も他人事ではなく、
お客様に素早く回答できるよう、心がけています。
③ヒアリング力&提案力がある人

「お客様の要望を聞き、
営業マンの回答がずれていないか?」
「提案力はあるのか?」
チェックしましょう。

気合、根性、ガンバリマス!
でなく、
提案の引き出しがたくさんある人がおすすめです。
④しつこくなく、正直な人

「しつこい営業はしません」言いながら、
追客で何回もしつこく電話・・・
って、嘘つきですよね。
当社も追客行為はしますが、
1回試してダメなら次へ行きます。
また、売却の際に物件の「強み」「弱み」を正直に言ってくれる人は
良いかもしれません。
⑤説明が抽象的な人は注意

「とりあえず何とかなります」
「やってみましょう!」
「絶対高く売れますよ!」
具体性がなく、勢いだけの人は注意です。
論理的に説明ができる人に売却は任せたほうがいいです。

安易に「絶対」と言う人はウソつきが多い傾です。
絶対高く売れる!という人がいたら、
誓約書を書いてもらいましょう(汗)
⑥媒介(仲介)契約を急かす人
「媒介契約は無料ですし、今すぐ弊社にお任せいただけませんか?」
売主のあなたの気持ちがそわそわしていたり、
不安を感じてるのに、
急かして媒介契約を迫ってくる人は信用できません。

売主様によっては決断を後押しして欲しい人がいるため、
一概には間違いといえません。
しかし、不安で良く分からないのに、
強引に契約を急かされた場合は断りましょう。
⑦囲い込みをしない業者

囲い込みは「売主の信義誠実の原則」に反する行為です。
例えば、あなたの土地を1500万円で売り出し、
買主候補(※共同仲介の業者)が現れ「1500万円で買う!」といってのに土地を売却しない行為のことです。

2025年から「囲い込みに罰則規定」が設けられる予定です。
公式ホームぺージで「弊社は多額の広告費を使って広告しています」
などあちこちガンガン宣伝している会社には注意が必要です。
楽待 RAKUMACHIより参照
⑧ネットの口コミがある程度良い

不動産業者の評価はgoogleの口コミで
見ることができます。
もちろん、それがすべてではありませんが、
評判があまりにも悪い不動産業者への売却依頼はやめたほうがいいかもしれません。

口コミってやらせもあるし・・・

確かに!
中には業者さんにお願いして
高評価にするテクニックもあります。
そのあたりが本物が見極める
ネットリテラシーも大事といえます。
⑨youtubeで動画配信をしている不動産業者
youtube動画で顔&声が確認できるため、
「どんな感じの人なんだろう?」と事前に把握できます。

当社も動画で不動産情報を発信しています。
「この人苦手!」と感じたら・・・
すいません(汗)
【大手不動産VS小さな地場不動産】どっちに売却を任せる?

結論どちらでもかまいません。
まずは比較表をご覧いただき、
メリット&デメリットを解説します。
🏢 大手 vs 中小 不動産仲介業者の比較表
項目 | 大手不動産仲介業 | 中小不動産仲介業 |
---|---|---|
知名度・信頼性 | ◎ ブランド力・安心感あり | △ 知名度は低いが、 地域で信頼される場合も |
広告・集客力 | ◎ 全国規模の広告・集客力 | △ 地域密着の広告に 限定されることが多い |
ネットワーク | ◎ 他支店・他地域との連携が強い | ◎レインズ利用で ネットワークはある |
対応の柔軟さ | ×マニュアル的な対応になることも | ◎ 担当者が柔軟に対応しやすい |
担当者の裁量 | × 組織的に動くため個別対応に限界あり ※担当独自で囲い込み | ◎ 担当者主導で 細やかな対応が可能 |
スピード感 | △ 組織的手続きで時間がかかることも | ◎ 即断即決が可能な場合が多い |
手数料交渉 | △ ほぼ一律 | ◎ 条件により柔軟に対応してくれる場合も |
地域情報の詳しさ | ○ 全体的な傾向には詳しい | ◎ 地元に特化して詳しい |
安心感(トラブル時) | ◎ 組織対応・顧問弁護士等が対応可能 | △ 担当者個人の対応に左右されることも |
売却成功率(全体) | ◎ 広範囲の情報網と実績あり | ○ 得意なエリア・物件で強みを発揮 |
契約不適合責任の免責 | × 囲い込むため消極的 | △ 免責対応可能な会社あり ※当社は可能 |
大手不動産
大手不動産仲介業のメリット&デメリットを解説します。
メリット
- 大手看板の安心感
- 豊富な実績数
- サポート力があり
- コンプライアンス重要視

大手仲介業者は看板が大きく、集客力は抜群に良いです。
また、実績数が豊富で、コンプライアンスを重要視する傾向があります。
※昔はひどかったですが・・・
デメリット
囲い込みが多い

広告費と人件費を補うため、囲い込みのリスクがあります。
もちろん、やらない会社もありますが・・・
「囲い込み 大手不動産名」で検索してください。
論より証拠です。
地場の不動産
中小地場の不動産仲介業のメリット&デメリットを解説します。
メリット
- 小回りがきく対応
- 時間外でも対応してくれるケースあり
- 割引サービスなどあり
- 契約不適合責任の免責がつけやすい
- 経営者と距離が近く、決定スピードが高速

中小企業なので、割と融通が利くケースが多いです。
また、決定権者とすぐ連絡を取れるため、決定スピードが速いです。
割引については、
例えば、弊社のような
「新築建売で買主が仲介手数料0円」という会社もあります。
デメリット
- 対応品質にばらつきあり
- コンプライアンスをやや軽視
- 倒産リスクあり

中小企業の場合、コンプライアンスという言葉がない業者が多いかもしれません。
また、対応品質が超高クオリティの会社もあれば、そうでないケースもあります。
とはいえ、地元密着だったり、親切丁寧な不動産業者もあるため、ケースバイケースです。
まとめ

不動産会社はどこがいい?失敗しない選び方についてまとめました。
①第一印象が良い人
②レスポンスが早い人
③ヒアリング力&提案力がある人
④しつこくなく、正直な人
⑤説明が抽象的な人は注意
⑥媒介(仲介)契約を急かす人
⑦囲い込みをしない業者
⑧ネットの口コミがある程度良い
⑨youtubeで動画配信をしている不動産業者
あなたの不動産会社選びのお役に立てれば幸いです。
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