住信SBIネット銀行は、日本のインターネット専業銀行で、
住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資によって設立されました
- 2007年: 住信SBIネット銀行が設立され、インターネットを通じた金融サービスを提供開始。
- 2008年: 住宅ローンやカードローンなどのサービスを拡充。
- 2010年代: モバイルバンキングやAPI連携など、デジタルサービスの強化を進める。
- 2020年代: FinTechとの連携や新しい金融サービスの開発に注力し、顧客基盤の拡大を図る。
住信SBIネット銀行は、低金利の預金商品や手数料の低い金融サービスを提供し、顧客の利便性を追求しています。
また、オンラインでの取引が中心であるため、24時間いつでも利用できる点が特徴です。

2025年6月にNTTドコモは、住信SBIネット銀行買収しました。
今度、サービスがもっと良くなるのか?
悪くなるのか?
見守りましょう
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、住信SBIネット銀行株式会社(以下、住信SBIネット銀行)の賛同のもと、住信SBIネット銀行の発行している普通株式を対象とする公開買付け(以下、本公開買付け)
を実施することおよび、ドコモによる住信SBIネット銀行を連結子会社とすることを目的に、
住信SBIネット銀行、三井住友信託銀行株式会社(以下、三井住友信託銀行)、SBIホールディングス株式会社(以下、SBIホールディングス)との4社での基本契約(以下、本基本契約)の締結、加えて三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行との3社での業務提携契約を締結することを本日、決議いたしました。
住信SBIネット銀行のメリット

住信SBIネット銀行の5つのメリット&デメリットを解説します。
①低金利(変動金利)
・自己資金20%あり:0.298%
・自己資金0円:0.3002%
・諸費用込み:0.344%
融資金利はauじぶん銀行・ペイペイ銀行のほうが低いですが、本審査で落ちやすいため、おすすめしません。

住信SBIネット銀行は金利は他ネットバンクに劣ります。
しかし、融資スピードが速く、付帯サービスが充実しています。
②団信サービスが手厚い
住信SBIネット銀行住宅ローンの団信の「スゴ団信」がかなり手厚いサービスといえます。
③40歳未満は団信の条件が有利
スゴ団信は以下3つが付帯されています。
<40歳未満>
①団体信用生命保険
②3大疾病50%保障+0.2%で100%保障に
③全疾病保障
<40歳から50歳>
①団体信用生命保険
②3大疾病50%保障+0.4%で100%保障に
③全疾病保障
<解説>
①団体信用生命保険でローン残高0円に!
・死亡又は所定の高度障害状態に該当した場合
・医師の診断に基づき、保証会社より余命6か月以内と判断された場合
②3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)でローン残高(※)が半分に!
※0.2%~0.4%プラスすると0円に
③全疾病保障
ガンを含むすべての病気やケガが手厚くカバーできる「全疾病保障」が
基本付帯でローン残高0円に
住信SBIネット銀行0.2%プラスすると100%保障になります。
<例:3000万円 35年返済>金利0.3%
・50%団信:75,000円/月
・100%団信:77,000円/月
月2,000円アップで50%→100%保障なります。
月2,000円の違いと考えると、個人加入中のがん保険を見直し、100%保障をおすすめします。
④ワイド団信あり
住信SBIネット銀行は「持病があるから団信はムリ※」という人に為に、ワイド団信プランがあります。
※高血圧、糖尿病、肝炎などの健康上の理由

「ワイド団信」は年0.3%の金利を上乗せすることで、加入できるケースがあります。
※審査あり
⑤最長50年返済
一般的には35年以下のローンですが、住信SBIネット銀行は最大50年返済プランがあります。
※上限2億円借り入れできます。
※18歳~65歳申込
※80歳未満に完済
※最大50年は29歳が対象
⑥店舗窓口がある
通常ネットバンクは無店舗型のため、金利が安く設定されています。
しかし、住信SBIネット銀行は全国50店舗以上の窓口があり、専任スタッフさんに直接相談できます。
⑦新規住宅ローンの実行額 No.1
2023年度 ネット銀行 新規住宅ローンの実行額 No.1と多くの人から支持されています。
※オリコン顧客満足度3年連続1位
住信SBIネット銀行のデメリット

住信SBIネット銀行についてデメリットを解説します。
①審査スピードが遅い
住信SBIネット銀行のWEB申込は仮審査から決済まで1か月ほどかかります。
ただし、窓口受付の場合は、多少早くなります。

大手の新築建売の場合、「間に合えば使う」という感覚がおすすめです。
②40歳以上は団信条件が不利
住信SBIネット銀行の団信は
「3大疾病50は0.25%金利が上乗せ」になるため、40歳以上はやや不利です。
③パート・アルバイト収入合算は不可
住信SBIネット銀行は主たる債務者が契約社員・派遣社員でも申込できますが、やや審査が厳しいです。
また、収入合算をするとき、
住信SBIネット銀行は、パート・アルバイト収入合算できません
④事前審査で担保評価をしない
ネットバンク全般で事前審査は物件の担保評価をしません。
中古マンションなど担保評価がイマイチですが、本審査で落ちる可能性が高くなります。
まとめ

【住信SBIネット銀行のメリット・デメリット比較表】
メリット | デメリット | |
金利水準 | ・変動金利・固定金利ともに業界最低水準 (変動金利で0.3~0.5%台が一般的) | ・金利優遇は審査条件によって変動、全員が最低金利を受けられるわけではない |
手数料・コスト | ・団信 (全疾病保障・がん診断保障付き)が無料で付帯可能 | ・融資事務手数料が融資額の2.2%とやや高め |
団体信用生命保険 (団信) | ・全疾病保障 ・がん50%保障 ・先進医療特約などが金利上乗せなしで付帯可能 | ・一部保障はオプション扱いで、別途申込や条件が必要なこともある |
ネット手続き | ・申し込み~契約まで原則すべてオンライン完結、印紙不要 →建売は対面がおすすめ | ・ネット環境や電子契約に不慣れな方には難しい場合も |
つなぎ融資 | ・「つなぎ融資」利用可能 (注文住宅などに対応) | ・対応内容が限定的。 詳細な条件確認が必要 |
サポート体制 | ・電話やチャットでの対応がある(比較的丁寧との声) | ・対面での相談ができず、不安を感じる人もいる →代理店は相談可能 |
保証料・繰上返済手数料 | ・保証料無料/一部繰上返済手数料無料 | ・固定金利型での全額繰上返済には手数料が発生することがある |

住信SBIネット銀行の疑問について、あなたのお役に立てれば幸いです。

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