
住宅ローン、私はいくらまで借りられる?

「私はいくらまで借りられるの?」と疑問のあなたへ
ざっくりですが、いくら借りられるか?
銀行別に解説します。
住宅ローンの借入額計算の基礎

「私はいくらまで借りられるの?」と疑問のあなたへ
①ざっくり、いくら借りられるか?
②計算の基礎→銀行別にいくらくらい借りられるか?解説します。
【重要】自分の情報を把握
①年齢
②年収
③現在の借り入れ
※②③は連帯の場合、配偶者分も把握
①年齢
返済年齢は銀行によりますが80歳未満までです。

45歳になると34年になるため、
厳しくなりがちです。
※逆に25歳以下と若すぎると、評価が下がります。
ちなみに、住信SBIなど最大50年のため、
29歳~なら50年借りられます。
※完済時年齢: 満80歳未満
②年収
年収が高いほど有利です。

申込者のご主人で足りない場合は、
連帯保証人などで奥さん年収を合算します。
もしくは、親子リレーローンを組みましょう。
③現在の借り入れ(年間返済)
他社の年間の返済額をまとめましょう。
・リフォームローン
・オートローン(車)
・カードローン(クレカのキャッシング、リボ、ショッピング分割)
・物品の割賦
・消費者金融
※事業用ローン、アパート用のローンは含まない
「ボーナス払いも含めた」年間返済額です。
④計算式
返済比率計算はシンプル
返済比率=年間の返済額/年収
例えば年間返済額(住宅ローン)が100万円、年収400万円とします。
100/400=返済比率は25%
これに借り入れ金を加えます「例:カードローン年50万円」
150/400=37.5%(危険)

年間返済額を計算するとき、
金利は審査金利にしてください。
例えば、地銀は通常0.7%でも、
審査用の金利は3.5%です。
※営業担当に聞いてみてください。
<返済比率の危険性>
■安全: 20~25%以下
- 家計に無理なく返済可能な範囲。生活費や他の支出に余裕が持てる。
■注意: 25~30%
- 家計の状況(貯蓄率や他の借入)によっては負担感が増す可能性。慎重な資金計画が必要。
■危険: 30%超
- 家計を圧迫し、貯蓄や生活費に影響が出るリスクが高い。
金利上昇や収入減で返済が困難になる可能性も
フラット35

一番人気の「アルヒ」を例に解説します。
結論から言うと、ざっくり年収の8倍~9倍ほどです。
※MG保証はそれ以上に・・・(汗)

フラット35の借入額は物件の90%まで借りられます

え?そうなの?!
100%は難しいのね・・・
フラットαプラン(アルヒのメニュー)10%追加が可能です。
※ただし、90%は低金利ですが、10%は高金利です。
<フラット35>
年齢:完済79歳のため、44歳からの借り入れが最終年です。
年収:問いません。
審査金利:実行金利と同じで低い
①年間の返済比率とシミュレーション
まず、返済比率計算はシンプル
返済比率=年間の返済額/年収

年間の返済は
①住宅ローン
②他社の借入返済
の合計額です。
②返済比率(現在の借り入れ含む)
<フラット35の場合の返済比率>
400万円未満:30%以下
400万円未満:35%以下
③シミュレーション(90%+10%フラットα借り入れ)
【他社借入れなし】いくらまで借りられる?
<審査金利1.86%&35年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:2429万円(90%)+270万円(10%)
②年収450万円:3644万円(90%)+405万円(10%)
③年収600万円:4859万円(90%)+540万円(10%)
【他社借入れあり(年60万円】いくらまで借りられる?
<審査金利1.86%&35年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:1040万円(90%)+116万円(10%)
②年収450万円:2255万円(90%)+251万円(10%)
③年収600万円:3470万円(90%)+386万円(10%)
他社で借り入れがあるほど、
自分が借りられる限界値が低くなります。
④シミュレーション(MG保証 変動)

返済比率が最大55%までのMG保証
住信SBIでも2次保証があります。
【他社借り入れなし】
→いくらまで借りられる?
<審査金利1.094%&50年返済、団信ありのケース>
①年収350万円:4054万円
②年収450万円:5212万円
③年収600万円:6949万円
【他社借り入れ「あり」(年間60万円】
→いくらまで借りられる?
<審査金利1.094%&、50年返済、団信ありのケース>
①年収350万円:2790万円
②年収450万円:3948万円
③年収600万円:5686万円

MG保証は返済比率がゆるいため、借入額が大幅に伸びます。
逆に条件がゆるいため、破産する確率も上昇します。
>>MG保証って何?
ちなみに、
飯田グループさんの建売を購入する時は、ファミリーライフサービスがおすすめです。
イオン銀行

実店舗&WEB申込で人気のイオン銀行は返済比率がやや甘いため、
返済比率がキツイ人におすすめ。
①年齢
完済時年齢:80歳未満
②年収
最低年収:100万円以上 勤続6か月以上。
③現在の借り入れ(年間返済)
関係あり
④返済比率(現在の借り入れ含む)
45%未満ですが、勤務先によって変動

イオン銀行の返済比率がやや緩いため、融資額が伸びやすいです。
【他社借り入れなし】いくらまで借りられる?
<審査金利4.0%&35年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:1,760 万円 ~ 2,470 万円
②年収450万円:2,720 万円 ~ 3,630 万円
③年収600万円:3,630 万円 ~ 4,840 万円
みずほ銀行
みずほ銀行は店舗&WEB申込可能で、審査金利が3.5%と少し低めです。
また、3か月以上の勤務条件のため、転職して日が浅い人におすすめです。
①年齢
完済時年齢:81歳未満
②年収
・最低年収:300万円以上
・合算者200万円以上(勤続3か月以上勤務)
③現在の借り入れ(年間返済)
関係あり
④返済比率(現在の借り入れ含む)
・40%未満(年収400万円以上)
・35%未満(年収400万円未満)
埼玉りそな銀行
りそな銀行は店舗&WEB申込可能で、審査金利が3.6%と少し低めです。
また、勤務条件は1年以上と厳しいですが、年収は100万円以上と基準はやさしめです。
①年齢
完済時年齢:80歳未満
②年収
・最低年収:100万円以上
・勤続1年以上勤務
③現在の借り入れ(年間返済)
関係あります。
④返済比率(現在の借り入れ含む)
35%未満
<シミュレーション>いくらまで借りられる?
【他社借り入れなし】
<審査金利3.5%&35年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:2650万円
②年収450万円:3410万円
③年収600万円:4540万円
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は審査金利※が不明です。
※3.2%くらいのようです。
しかし、ネット銀行の中では通りやすいと言われ、
金利は低く、最長50年返済プランもあります。
※ネット銀行ですが店舗相談が可能で、スピード審査なら、店舗にて!

ファミリーライフサービスでも受け付けています。
それと、MG保証が2次保証なので・・・
すごいですよね・・・
<住宅ローン 店舗一覧>
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/home-loan/shoplist/
①年齢
完済時年齢:79歳未満
②年収
最低年収:300万円以上で
勤続1年以上勤務
※実際は勤務年数の縛りはなし
③現在の借り入れ(年間返済)
関係あり
④返済比率(現在の借り入れ含む)
返済比率35%未満
⑤シミュレーション
【他社借り入れなし】
<審査金利不明%&35年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:2920万円
②年収450万円:3760万円
③年収600万円:5010万円
【他社借り入れなし】
<審査金利不明%&50年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:3460万円
②年収450万円:4450万円
③年収600万円:5930万円
SBI新生銀行
新生銀行は勤続年数が2年以上(会社員)とやや厳しめですが、
転職前の勤務先と合算してくれるケースがあります。
※審査金利は不明ですが、金利はそこそこ低めといえます。
①年齢
完済時年齢:80歳未満
②年収
最低年収:300万円円以上で2年以上
③現在の借り入れ(年間返済)
関係あり
④返済比率(現在の借り入れ含む)
35%未満(年収400万円以上)
30%未満(年収400万円未満)
⑤シミュレーション
【他社借り入れなし】いくらまで借りられる?
<審査金利不明%&35年返済&団信ありのケース>
①年収350万円:3010万円
②年収450万円:3870万円
③②年収600万円:5160万円
最後に:審査金利のまとめ

<審査金利>
■JAバンク(農協):1.3%
■新生銀行:3.0%
■三菱UFJ銀行・ 住信SBIネット銀行
auじぶん銀行・ Paypay銀行
→3.1%
■三井住友信託銀行・ 三菱UFJ信託銀行
→3.25%
■みずほ銀行&りそな:3.5%
■三井住友銀行&ソニー銀行&イオン銀行&横浜銀行
→4.0%
■フラット35:実行金利と同じ1.9%
■中央ろうきん:実行金利と同じ0.6%~1.0%あたり

次に紹介するツールで返済比率を計算してみてください。
金利は①審査金利②通常の金利
どちらも試してください。
住宅ローン合格率チェックツール
住宅ローン借入可能額シミュレーター

住宅ローンで私はいくらまで借りられる?
か気になるあなたのお役に立てれば幸いです。
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