新築建売はなぜ安い?7つの理由

建売ってどうして安いの?

新築の建売住宅がなぜ安いのか?
7つの理由を解説し、
最後に建売戸建のデメリットを
解説します。
①似た間取り図に設計するから安い
新築建売は「みんなが好む外構・間取り・色など」を元に設計し、
設計費用を下げます。
逆に注文住宅は打ち合わせ回数が多く、
長いため、設計費用が高額になりがちです。
②オプション工事は別途追加で安い
新築建売は網戸・シャッター・Tvアンテナがありません。
別途オプション選択によって、本体価格を安くしています。
③建物の建材・設備を大量に仕入れるから安い
パワービルダーは住宅設備(建具、お風呂、トイレ、キッチン、クロス)や
木材など大量に一括で仕入るため、コストカットで安くなります。

確かに大量に同じものを仕入れれば
安くなるよね。
④広い土地を一括購入土地できるから安い
戸建パワービルダーは
200坪や300坪の土地を一括で仕入れます。
相場より安く仕入れができるため、
小分けにしてエンドユーザーに安く提供できるわけです。
⑤突貫工事で工期短縮&人件費カットで安い
注文住宅の工期は5~8か月かかるが、建売は3か月弱で完成されます。
工期縮めて、人件費をカットすることで、安く提供できます。

「当たり大工さん」なら問題ありません。
しかし、イマイチな大工さんに当たる
恐れがもあります。
⑥現場監督の管理数が多いから安い
建売現場、50現場を1人で担当しているため、
人件費をカットし、安く提供できます。
※注文住宅は1人で3~5現場ほど
⑦住宅展示場が不要で営業マンが少ないから安い
建売住宅そのものが展示場的な役割です。
また、営業マンが少ないため、
場所代&人件費カットで安く提供できます。

営業は当社のような不動産仲介業者が担当し、
買主様を探してきます
建売住宅は安いけど「不安な点は?」

建売住宅は安いけれど、大丈夫?と不安に思う人が多いです。
よくある「不安点」と
「それに対する反論」をご紹介します。
恥ずかしいと感じる
「建売りって安くて、適当なイメージがある」
注文住宅じゃないと恥ずかしい・・・
確かに建売は外観に個性がなく、安っぽく見えます。
また「建売=安くて粗悪」という悪いイメージがあります。
ですが、令和の建売住宅は、
プレカット工法で、ダイライトなどの耐力壁があったり、
耐震等級3を取得していると、
注文住宅もびっくりのスペックを誇ります。

立地は良い場所しか選びませんし、
建物はローコストメーカーと同等レベルといえます。
※プレカット工法とは、建物を建てるときに使う
木材をあらかじめ工場で機械加工しておく方法 のことです。
昔は、大工さんが現場で木を切ったり、
継ぎ目の形を削ったりしていました。
しかし、今は工場の機械で正確に加工しておくことで、
現場では「組み立てるだけ」に近い形になっています。
→品質が一定で、納期が早くなる
雨漏れや地震に弱い?

建売って雨漏れや地震に弱そう
飯田グループは年間に約4800棟、
20年で約4万棟販売されています。
また、注文住宅・建売問わず、
雨漏れが起きるときは置きます。
※10年保証あり
また、耐震については耐震等級3を取得し、
メーカーによっては「ダンパーあり」のケースも
あるため、
ある意味、建て売りの方が優れているとも言えます。

注文住宅は耐震等級3”相当”です。
我が家は3相当の理由は、経費削減のため・・・
やはり耐震等級は3の方が安全&地震保険が安くなります。
※耐震等級3の住宅は、保険会社によって地震保険料が50%割引に
耐震等級 | 耐震性能 | 主な用途例 | メリット |
---|---|---|---|
等級1 | 建築基準法の最低基準(震度6~7で倒壊しない) | 一般住宅 | コストが抑えられる |
等級2 | 等級1の1.25倍の耐震性能 | 学校、病院 | より高い安全性、 地震保険割引 |
等級3 | 等級1の1.5倍の耐震性能 | 消防署、警察署 | 最高レベルの安全性、 地震後の継続使用可能 |
粗悪で壊れそう

建売って壊れやすそう・・
粗悪なのは90年代から00年代たりまでの建売です。
ここ20年間は「べた基礎」「プレカット工法」「耐震等級3」
が主流の建物が多いため、寿命は昔に比べ伸びたといえます。

注文住宅・建て売り問わず、定期的なメンテナンスは必須。
何もしなければ、50年は持たないかもしれません。
お金で困っていると思われそう
コロナ&ロシア問題がウッドショックや人件費が高騰しました。
それが原因で物価高となり、今では公務員や銀行員、高年収者の方も購入されるケースが増えています。

超大金持ちの人は買わないかもしれませんが、
年収1000万円の人でも普通に購入します。
2020年代に入り、コロナ&ウッドショックの影響で
注文住宅が高値に花になりつつあります。
「注文はあきらめて、建売にする」
30代の若いご夫婦が増えているようですね。
建売住宅が安くて心配!よくあるQ&A

- Q注文住宅に比べてどのくらい安い?
- A
注文住宅の価格相場(全国平均)を見てみると、
建売の方が約1,200万円安いです。
- Q地盤調査・改良はしてくれる?
- A
地盤調査済みです。
建売建築時に、
住宅瑕疵担保責任保険に加入義務があり、土地の地盤調査結果が必要です。また、地盤改良はケースバイケースです。
※調査で不要の場合はしていません。
- Q建売の立地は良いの?!
- A
大手パワービルダーさんは物価高の影響で、
「人気のある土地」の仕入れ積極的になりました。
つまり、条件が良い良質な土地といえます。
- Q購入前に雨漏れはわかる?
- A
建築途中ならある程度わかるかもしれません。
しかし完成後、雨漏れのジャッジは難しいです。

簡易的ですが、サーモグラフィー
で検査することは可能(※)です。
※当社のお客様
まとめ

【新築建売はなぜ安い?まとめ】
①似た間取り図に設計するから安い
②オプション工事は別途追加で安い
③建物の建材・設備を大量に仕入れるから安い
④広い土地を一括購入土地できるから安い
⑤突貫工事で工期短縮&人件費カットで安い
⑥現場監督の管理数が多いから安い
⑦住宅展示場が不要で営業マンが少ないから安い
〇建売住宅は安いけど、不安な点は?
恥ずかしいと感じる→ここ20年の建売は高品質
雨漏れや地震に弱い→10年保証、耐震等級3
お金で困っている→物価高で安いとはいえない
※LINE友だち登録で、「失敗しない、新築建売の攻略マニュアル」
を無料プレゼント中です。
コメント