
今後おうちを購入予定です。
不動産屋さんが嫌がることをすれば
、上手くいく?

結論、上手くいきません。
不動産うんぬんでなく、
人間として、
嫌がる行為をしたら、
嫌われますよね・・・
今回は、買主側にフォーカスし、
物件問い合わせ、購入の際の注意点を解説します。
※この記事を読めば、不動産屋さんと
うまく交渉できるかもしれません(汗)
不動産屋が嫌がること7選

不動産屋が嫌がることを解説し、
逆に「こうしたら交渉がうまくいく」
という解決方法も一緒にご紹介します。
①時間に遅れる、リスケばかりする

これは、人間として
どうかと、思う・・・

交通渋滞で遅刻したり、
体調不良や休養でリスケは
よくあり、仕方がないことです。
ですが・・・
「何度もリスケする」
「何度も時間に遅れてくる」
など、内覧時などに、上記を繰り返していると、
不動産屋どころか、「売主様」からの信頼を失います。
<解決方法>
・時間どおりにいけないなら、見学をしない
・多忙なら時期をずらして、内覧をする
・なんとなく、なら見に行かない
②要望が不明瞭
「よい物件があったら、紹介してください」

これって、恋愛でもあるわ。
「イイ男いたら、紹介して」
って・・・いう人

そうです。
イイ男って?お金持ち?
イケメンさん・・・?
解像度が低すぎて、
わかりません。
不動産業界も同じで
「よい土地=広い?市街化区域?整形地?」
かもしれませんし、
「いやいや、安くて、地盤が固い土地だよ」
かもしれません。
<解決方法>
・具体的な要望を相手に伝える
値段、広さ、住宅設備、築年数、
管理状態、ハザードマップなど

そうよね。
身長170センチ以上で
次男坊で、キムタクに似ていて
年収は3000万円で。。

(・・・そんな人はいないと思います)
③わざわざ見学してやっているんだ!
「時間を使って、見学してやっているんだ」
「わざわざ、調べに来てやっているんだ」
明らかに「自分がえらい、買ってやっている」
とう人は、不動産抜きにして、嫌われます。
一般的に、売主様は「一般の人」です。
買主、売主、どちらが偉い、
ということはありません。

不動産業者でなく
売主様から
「あんな人に絶対売らないで」
とお断りするケースもあります。

満額で、事前の住宅ローン通過
していても?

はい。
売主様は当然、高く売りたいですが
お金儲けが目的ではありません。
特に売主様の奥様など怒らせると
、満額でも不可能です。
<解決方法>
その人が生まれ育った環境、
その人の性質のため、解決方法はありません。
④嘘をつく

不動産屋だってウソつき
多いでしょ?!

・・・確かに!
購入希望者様がウソをつくと
いろいろなデメリットがあります。
<嘘をつくデメリット>
①KSC・CIC・JICCでキズがないと嘘
→住宅ローンに通りません
→CICの調べ方はこちら
②事前審査の記入で虚偽
→本審査で落ちます。
③他社の借入を隠す
→事前審査で落ちます
④健康状態で嘘をつく
→本審査で落ちます。
また、ローン特約が使えない恐れあり
→融資利用の特約ついて【不動産売買契約条項】
⑤親から一部、援助してもらえる嘘
→援助なしで、購入できず
手付解約か違約解約の恐れあり
<解決方法>
不動産会社はご属性・年収・自己資金・
借入状態・健康状態などヒアリングをして
おすすめの銀行を紹介します。
嘘をついて、後になって「審査落ち」
する恐れがあります。
正直に話をするか、営業マンとソリが合わない場合は
他社に乗り換えましょう。
⑤質問や要望が細かすぎる

不動産って何千万円もするから
質問しちゃダメなの?

質問はどんどんしましょう。
ただし、あまりにも質問が多すぎたり、
要望が細かいと、
売主様が(この人、クレームになりそう)
と警戒されます。
これは不動産屋に嫌われる、というよりも
売主様が怖がって、商談を拒否される可能性が高いです。

(この人、大丈夫かな?)
「お金を出すんだから、聞いていいだろう!」
というマインドの方は、危険人物とみなされます。
※当社は売主様に
「この内覧者様は要望が多く、
引き渡し後トラブルになるかもしれません」
と必ず伝えます。

要望・質問はどんな買主様でもあります。
しかし、
壁を剝がさないとわからないことを
聞いてきたり、
中古品なのに、
細かいキズや汚れを指摘しすぎたり・・・
無理難題はおすすめできません。
実際にあったケース
筆者の友人Aさん夫婦が、建て売りを7年前に購入。
注文住宅に住み替えるため、売却を始めました。
(遠方のため当社仲介ではありません)
奥様がかなりキレイに利用していたため、
水回りも新築に近いクオリティー。
結論をいうと、1か月ほどで売れました。

1か月って早い!
やっぱり奇麗にしていると
売れやすいのかな?

適切な価格設定で、
奥様がキレイ好きだったからかも
しれません。
1日で7組ほど内覧にきて、売ったのは30代の若い夫婦。
この夫婦は、大まかな質問のみで、
「可愛い内装に共感してくれたから」売却したようです。
逆に築7年なのに、
細かいキズをチェックしていたり、
質問内容がマニアックすぎた人は除外したようです。
※金額は満額。
<解決方法>
①神経質すぎる人は「新築マンション・建売」
の購入をおすすめします。
②フルリフォームをおすすめします。
⑥内覧物件数が多すぎる人
物件をたくさん内覧すると、
比較する能力が向上します。
逆に比較数が多いと、迷いが生まれ
いつまでたっても決定しません。

あちこち、内覧しても
見つからない・・・
少し気持ちがわかるな

当社も極力、買主様に寄り添うように
努力はします。
とはいえ、あまりにも期間が長く、
内覧件数が多いと採算が合わなくなるケースがあります。
<解決方法>
物件の見学でなく、
資金計画と、要望の整理整頓をしてから
内覧をしましょう。
むやみやたらに物件を見学しても、
途中からワケがわからなくなります。
<比較数が多いと決定できない理由>
アメリカの心理学者バリー・シュワルツの理論。
選択肢が多いと、自由度は増すが同時に
「どれか一つを選ぶこと=他の選択を捨てること」
による後悔や不安も大きくなる。
結果として、
「選ばなければ後悔しない」という心理が働き、
行動が止まる(決定回避)
⑦仲介手数料の交渉
不動産屋さんが最も嫌がる交渉です。
当社は新築建て売りのみ「0円」ですが、
他物件はすべて税込みで3%+6万円をいただいております。

交渉の余地はある?

不動産会社の方針・物件価格、
状況によります。
もし仲介手数料を交渉するなら、「最初」の段階でやりましょう。
難しいようなら、「安い他社様」に乗りかえる、
といった方法もあります。
契約間近や契約日にいきなり
「安くできませんか?」となるとトラブルになる恐れがあります。
<解決方法>
値下げ交渉よりも、
最初から仲介手数料が安い業者さんに
問い合わせするほうが、トラブルが少ないです。
まとめ

いかがだったでしょうか?
「不動産は一生に1回の買い物!」
「人生で最初で最後になるかもしれない」
「素人だから、不安に感じる」
と思う買主様もいらっしゃるかもしれません。
もしかすると、今回の注意点を実際にやってしまう・・・
人もいるかもしれません。

不動産屋・売主様が嫌がる行為をするのは
自由です。
しかし、どの不動産屋さんにいっても、
同じような対応をしていると、
理想の不動産が買えなくなるかもしれません。
不動産業者と良好な関係を築くことで、
新着の物件情報をいち早くおしえてくれるかもしれませんし、
売主様に「この方は信頼できる人で、おすすめです」
と、仲介業者は熱心に推薦してくれるかもしれません。
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