
私にぴったりの住宅ローンってどれ?
どの金融機関に相談すればいいの?

あなたに合う「ピッタリ」の金融機関をご紹介します。
あなたのおすすめ銀行は(※職業別)

あなたにおすすめの銀行を「職業」「属性」「物件」の違いをメインに解説します。
①個人事業主や親族経営の役員など
個人事業主、フリーランス、親族経営の役員さんなど、フラット35がベスト。

信用金庫と相談もありですが、「フラット35」がおすすめ
※筆者は昔個人事業主だったため、アルヒで返済中です。
<新築建売>
飯田グループの「ファミリーライフサービス」がおすすめです。
※グループ内のため、融通が利きやすい
<注文住宅>
アルヒ・ファミリーライフサービスがおすすめです。
または、JAバンクがおすすめです。
②勤続年数が短い正社員
勤務先の勤続年数が1年未満と、
一般的にはどの銀行も受付にネガティブです。

金融機関によっては、勤続年数をさほど気にしないケースがあります。
<勤続年数が短い人向けの金融機関>
・イオン銀行:勤続6か月
・住信SBI:勤続3か月
・みずほ銀行:3ヶ月以上
・ろうきん:1年以上(やむを得ない理由での転職や同一職種の転職の場合は、1年未満)
・フラット35:問わない

ろうきんは、キャリアアップ転職(同じ職業)やリストラ転職などであれば、
前職分をカウントします。
ちなみに、源泉徴収がないため、「割戻り」計算です。
<割り戻し計算>
1か月目7万円 2か月目35万円 3か月目35万円 4か月目35万円 5か月目36万円
※ボーナス50万円1回給付される(仮想で2回分カウント)
148万円/5か月=29.6万円*12か月=年収355.2万
加えて、ボーナス50×2か月=100万円
結論年収455万円となります。
③年収が少なめの正社員
「年収が少なくて心配」なあなたにおすすめです。
・三菱UFJ信託銀行(年収150万円~)
・ろうきん(年収150万円~)
・イオン銀行&りそな銀行(年収100万円~)
・フラット35(規定なし)
年収は150万円~とありますが、本音は難しいです。
ただし物件価格がお安めの場合は、
ローン審査の土台に乗るため、おすすめといえます。
④派遣社員・契約社員
派遣社員・契約社員だけど、住宅ローンが組めるか心配なあなたはこちら!
□みずほ銀行
・派遣社員:×
・契約社員:勤続3年で年収2割減とします。
□三菱UFJ銀行
・派遣社員:〇 同じ派遣先の勤続3年以上
・契約社員:〇 勤続3年以上
□りそな銀行
・派遣社員:〇 派遣先1年以上、年収2割減)
・契約社員:〇 勤続年数3年以上
□住信SBIネット銀行
・派遣社員&契約社員:可能(?)基準なし
□イオン銀行:派遣社員&契約社員 〇
※ただし、社会保険加入者
□ろうきん:派遣社員&契約社員 〇
□フラット35:派遣社員&契約社員 〇

これも本音と建て前で実際は厳しいです。
おすすめは契約社員・派遣社員の方はフラット35・ろうきん・住信SBIネットあたりがおすすめです。
中古住宅の場合は、フラット35の利用が難しくなるため、
JA・ろうきんはおすすめといえます。
新築建売はフラット35(ファミリーライフ)・住信SBIのダブル申し込みをおすすめします。
⑤シンママさん・パートさん
シングルマザーさんやパートさんは「フラット35」がおすすめです。
<成功例>
①40歳
②離婚・シングルマザー(小中学生3人あり)
③1年前に転職
④パート勤務:年収210万円ほど
⑤養育費は月10万円程
⑥児童手当受給額 年約40万円
⑦児童扶養手当受給額 年約60万円
⑧他社借入無し
<仮想年収>
パート給与210万円+児童手当40万円+児童扶養手当60万円
→約310万円→約2000万円ほど借り入れ

物件の価格によりますが、
シンママさんでもローンが通過する可能性があります。
新築は、飯田グループの「ファミリーライフサービス」がおすすめ
→ファミリーライフの解説はこちら
⑥個人信用情報にキズがある人向け
消費者金融の滞納&「異動あり」はほぼアウトです。

不動産営業マンの最後の砦「フラット35」も
消費者金融の滞納や異動には勝てません
スマホやカードローンの滞納があった場合は以下がおすすめです。
・フラット35(ファミリーライフ・アルヒなど)
・ろうきん
・JAバンク
・住信SBIネット銀行
・信用金庫
特にろうきんは、特に労働組合員に対して手厚い&独自の保証会社のため、
個人信用情報に多少問題があっても相談に乗ってくれます。
フラット35は属性よりも、物件評価の審査が大きく、滞納歴は多少目をつぶってくれます。
⑦車ローン他など「住宅ローンと一緒にしたい」
自動車やバイクのローン返済中ですと
「借り入れが厳しく」なります。
しかし、以下の金融機関はおまとめローンで、車・バイクを住宅ローンに組み込めます。
<車やバイクなどローン返済中>
・JAバンク
・ろうきん(関東は対象外)
ろうきんはカードローン・車のローンなど500万円まで一緒にできます。
※関東の中央ろうきんは「おまとめローンは対象外」
JAバンクもおまとめローンがあり、
一緒に500万円以内まで一緒にできます。

自動車ローンが足かせで他金融機関での審査が不安・・・・
でしたら、対象物件の管轄エリアのJAへお問い合わせください。
※JAはエリアによってサービスが若干異なります。
⑧融資年数を伸ばしたい最大40年~50年
住宅ローンの返済比率が悪いため、融資年数を伸ばしたい!あなたへ
・ろうきん:最長40年
※最終返済時は満81歳未満
・三井住友信託銀行:最長40年まで
※借入期間35年で承認となった場合
・フラット50:フラット35の延長版
・住信SBIネット銀行:最大50年
・JAバンク:最大40年
※新築の場合:3年以上50年以内
※中古の場合:3年以上40年以内
⑨諸経費を含みたい※オーバーローン
・住信SBI
・イオン銀行
・ろうきん
・JA(新築など)
・フラット35
・MG保証(住信SBI/フラット35のアルヒ・ファミリーライフ)
諸経費を含めることで、手持ちの資金をあまり出さずに購入できます。
しかし、返済比率が悪化するデメリットもあります。
そこで、フラット35がおすすめ。
実行金利が融資金利のため、融資が伸びやすいです。
それでも足りない場合は、MG保証を利用して、フラット35か住信SBIを申し込みましょう。
⑩返済比率がゆるい銀行
住宅ローンの返済比率がゆるめの金融機関をご紹介します。
・イオン銀行:40%以内
・MG保証(住信SBI・フラット35):最大55%
返済比率は一般的に30%以内が一般的です。
それ以上は危険と言われますが、
イオン銀行やMG保証付きの融資は返済比率が緩めです。

他には頭金を入れる、返済期間を延ばす(40年~50年)ことで
返済比率が良好になります。
⑪高齢者(60歳以上)
高齢者で60歳以上であれば、フラット35(年金で組む)がおすすめです。
※60歳以上のプランあり※返済比率に注意
⑫注文住宅で分割ローン希望の人
注文住宅は
①土地決済②着工③中間④引き渡しと、途中で支払いが複数発生します。
つなぎ融資もありですが、金利が高い・・・・
などデメリットが多いです。
<分割ローンが可能な銀行>
・みずほ銀行
・三菱UFJ
・三井住友銀行
・JAバンク

地方で注文住宅を購入するなら、JAバンクがおすすめですね
ネットでの申込は危険?!


店舗に行くの面倒だし・・・
スマホで申し込みがいいな~

高属性・クレジットカードヒストリーが奇麗・資金豊富ならWEBでいいかも。
ですが、何かしら問題があるケースが多く、
まずは、不動産営業マンに相談がおすすめです。
属性が良い&物件評価が高い&個人信用情報キレイ!
であれば、WEB申込は便利です。
しかし、不安を少しでも感じていたり、
他借り入れや、個人信用情報に問題がある場合は、不動産営業マンに相談をしましょう。
例えば、スマホ滞納の状態でWEB申込をしても否決されます。
しかし、レポートを書いて、対面で「理由」「完済済み」であることを説明すれば、通ることがあります。
また、ネットで記入ミスをして、
本審査の時に正式な申請をすると虚偽記載のリスクがあります。
不動産担当と相談し、自分の情報を良く調べてから、申込をしましょう。
不動産業者の銀行紹介は危険?!
「不動産業者が紹介する業者だから、ろくでもない」
「ぼったくられるのでは?」
日本の不動産業界のイメージは最悪なため、そう思うのが当然です。
もちろん、自分で金融機関を探して、申し込みをする・・・OKです。
しかし、円滑に売買取引をするためには、不動産業者の紹介がおすすめです。

<不動産業者経由がおすすめの理由>
①非承認の場合、理由が少しだけ教えてもらえる
②進捗状況を把握し、売主様と調整がしやすい
③売主様に、自主ローンの場合書類提出が必要
④ローン特約の期間延期交渉が少し難しい
⑤意味も解らず申し込むと否決されやすい
社内融資や親せきが金融機関の店長さん・・なら理解できますが、
不動産業者の紹介する金融機関がおすすめです。
まとめ

①個人事業主や親族経営の役員など
→アルヒ・ファミリーライフサービスがおすすめです。
又はJAバンク
②勤続年数が短い正社員
→
・イオン銀行:勤続6か月
・住信SBI:勤続3か月
・みずほ銀行:3ヶ月以上
・ろうきん:1年以上(やむを得ない理由での転職や同一職種の転職の場合は、1年未満)
・フラット35:問わない
③年収が少なめの正社員
・ろうきん(年収150万円~)
・イオン銀行&りそな銀行(年収100万円~)
・フラット35(規定なし)
・JAバンク
④派遣社員・契約社員
□みずほ銀行
・派遣社員:×
・契約社員:勤続3年で年収2割減とします。
□三菱UFJ銀行
・派遣社員:〇 同じ派遣先の勤続3年以上
・契約社員:〇 勤続3年以上
□りそな銀行
・派遣社員:〇 派遣先1年以上、年収2割減)
・契約社員:〇 勤続年数3年以上
□住信SBIネット銀行
・派遣社員&契約社員:可能(?)基準なし
□イオン銀行:派遣社員&契約社員 〇
※ただし、社会保険加入者
□ろうきん:派遣社員&契約社員 〇
□フラット35:派遣社員&契約社員 〇
⑤シンママさん・パートさん
→フラット35
⑥個人信用情報にキズがある人向け
→
・フラット35(ファミリーライフ・アルヒなど)
・ろうきん
・JAバンク
・住信SBIネット銀行
・信用金庫
⑦車ローン他など「住宅ローンと一緒にしたい」
→
・JAバンク
・ろうきん(関東は対象外)
⑧融資年数を伸ばしたい最大40年~50年
→
・ろうきん:最長40年
※最終返済時は満81歳未満
・三井住友信託銀行:最長40年まで
※借入期間35年で承認となった場合
・フラット50:フラット35の延長版
・住信SBIネット銀行:最大50年
・JAバンク:最大40年
⑨諸経費を含みたい※オーバーローン
→
・住信SBI
・イオン銀行
・ろうきん
・JA(新築など)
・フラット35
・MG保証(住信SBI/フラット35のアルヒ・ファミリーライフ)
⑩返済比率がゆるい銀行
→・イオン銀行:40%以内
・MG保証(住信SBI・フラット35):最大55%
⑪高齢者(60歳以上)
→フラット35

金融機関探しのお悩みのお役に立てれば幸いです。
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