熊谷市で相続空き家に悩む方は少なくありません
「熊谷の実家を相続したけれど、遠方に住んでいて管理できない」
「築50年の古い家、こんな状態で売れるのだろうか」
「解体してから売るべきか、そのまま売るべきか判断がつかない」
熊谷市で相続した空き家の売却相談を受けていると、こうした声が本当に多く寄せられます。
結論からお伝えすると、古い家でも、荷物が残っていても、相続登記が済んでいなくても、売却できる方法はあります。
そして、必ずしも解体してから売る必要はありません。
この記事では、熊谷市に密着して数多くの相続空き家売却をサポートしてきた実務経験をもとに、
相続登記から税金、費用、売却の流れ、そして「相続空き家の3,000万円特別控除」まで、まとめて解説します。
相上、赤城町、曙町、飯塚、池上、石原、伊勢町、板井、市ノ坪、今井、江波、榎町、円光、小江川、大麻生、太井、大塚、大野、大原、押切、小曽根、男沼、柿沼、籠原南、冑山、鎌倉町、上江袋、上恩田、上川上、上新田、上須戸、上中条、上奈良、上根、上之、川原明戸、河原町、吉所敷、銀座、久下、葛和田、屈戸、久保島、熊谷、小泉、肥塚、江南中央、小島、小八林、桜木町、桜町、佐谷田、塩、柴、四方寺、下恩田、下川上、下奈良、下増田、新川、拾六間、末広、須賀広、瀬南、千代、善ヶ島、高本、高柳、田島、玉井、玉作、俵瀬、代、中央、月見町、筑波、津田、手島、出来島、戸出、問屋町、道ヶ谷戸、中恩田、中曽根、仲町、中奈良、中西、永井太田、奈良新田、成沢、新島、新堀、西城、西野、西別府、沼黒、野原、箱田、原島、原井、東別府、日向、樋春、平塚新田、平戸、広瀬、船木台、武体、別府、弁財、星川、本石、本町、万吉、間々田、万平町、御稜威ケ原、三ケ尻、御正新田、三本、美土里町、箕輪、見晴町、宮町、宮前町、宮本町、向谷、村岡、妻沼、妻沼小島、妻沼台、妻沼中央、楊井、八木田、八ツ口、弥藤吾、弥生
熊谷市で相続した空き家を売却する人が増えている理由
相続した実家が空き家になるケース
熊谷市では、親世代が長年住んできた戸建てを子世代が相続するものの、子世代はすでに東京・さいたま市・県外などで家庭を持ち、実家に戻る予定がない、というケースが年々増えています。
特に籠原・妻沼・江南・大里といったエリアでは、昭和40〜50年代に建てられた住宅が多く、
相続と同時に「空き家問題」に直面する方が後を絶ちません。
私自身、相続相談を受けたご依頼者の約7割が県外・遠方在住で、「年に数回、草刈りのためだけに帰省している」というお話を伺います。
管理の負担、精神的な負担、そして経済的な負担——この3つが積み重なって、売却を決断される方が非常に多いのが実情です。
空き家を放置するリスク
空き家を放置することには、想像以上に大きなリスクがあります。
①固定資産税の負担増:空き家であっても固定資産税は毎年課税されます。
さらに、「特定空家等」に指定されると住宅用地の特例が外れ、固定資産税が最大6倍になる可能性があります。
②管理費の継続的発生:水道の基本料金、電気代、火災保険、そして遠方の場合は交通費まで含めると、
年間で数万円〜十数万円の維持費がかかります。
③草木の繁茂:熊谷は夏の暑さで知られる通り、植物の成長が非常に早い地域です。
半年放置しただけで庭が藪化し、近隣からの苦情に発展するケースを何度も目にしてきました。
④近隣トラブル:草木の越境、動物の住み着き、不法投棄、放火リスクなど、近隣住民との関係が悪化する原因になります。
⑤老朽化の加速:人が住まない家は換気されず、湿気で急速に傷みます。
5年放置すれば売却価格が数百万円下がる、というのは決して大げさな話ではありません。
相続した空き家は売却できる?
名義変更(相続登記)が必要
売却の前提として、相続登記(不動産の名義変更)が必要です。
2024年4月から相続登記は義務化されており、相続を知った日から3年以内に登記しないと10万円以下の過料の対象となります。
ただし、「相続登記が済んでいないから相談できない」と考える必要はありません。
査定・売却相談は登記前でも可能です。
売買契約の締結までに登記を完了させれば問題ないので、まずは並行して進めるのが賢明です。
古い家でも売却できる
「築50年の家なんて誰も買わないのでは」
よくいただくご質問ですが、熊谷市では築古住宅にも一定の需要があります。
理由は3つあります。
1つ目は、土地としての価値。建物を解体して土地として活用したい買主層が存在します。
2つ目は、DIYリノベーション需要。若い世代を中心に、安く購入して自分好みに直す層が増えています。
3つ目は、投資家・買取業者による現金買取。スピード重視で売却したい方に適しています。
荷物が残っていても問題ない
「両親の家財道具がそのまま残っていて、片付ける気力も時間もない」
これも売却を諦める必要はありません。
荷物ありのまま売却できるケースは非常に多く、買取業者や再生を前提とした買主であれば、残置物ごと引き取ってもらえます。
契約不適合責任免責で売れるケース
通常、売主は「契約不適合責任」を負い、引き渡し後に雨漏り・シロアリ・給排水管の故障などが見つかると、修補や損害賠償を求められる可能性があります。
しかし、相続空き家の場合は「契約不適合責任免責」の特約付きで売却できるケースが多いのです。

これは、売主が建物の状態を把握しきれない相続物件という性質上、買主にリスクを許容してもらう代わりに価格を調整して取引する方法です。
これにより、売主は売却後に責任を追及される心配がなくなります。
この特約を使えるかどうかは、不動産会社の経験と交渉力に大きく依存します。
地元密着で相続空き家の実績が豊富な会社に相談することをおすすめします。
熊谷市で空き家を売却する流れ
実務でご案内している標準的な流れは以下の通りです。
① 相続登記:司法書士に依頼し、被相続人から相続人への名義変更を行います。
所要期間は書類が揃っていれば1か月ほど
② 査定:不動産会社に物件を確認してもらい、査定価格を提示してもらいます。
現地確認をせずに机上査定だけで済ませる会社もありますが、相続空き家は現地確認が必須です。
③ 媒介契約:不動産会社と媒介契約を締結します。
専属専任・専任・一般の3種類があり、物件の特性に応じて選択します。
④ 販売開始:レインズ(不動産流通機構)や各種ポータルサイトに掲載し、購入希望者を募集します。
⑤ 売買契約:買主が決まったら、条件を調整し、売買契約を締結。
手付金を受領します。
⑥ 決済&引渡し:残代金の受領と同時に、鍵の引き渡し・所有権移転登記を行います。
全体の期間は、順調にいけば3〜6ヶ月程度。
買取を利用すれば1ヶ月での売却も可能です。
熊谷市の空き家売却にかかる費用
売却時にかかる主な費用を整理します。
①仲介手数料:売買価格×3%+6万円+消費税(400万円超の場合)
売却が成立したときのみ発生します。
※800万円以下の不動産は33万円(税込)
印紙税:売買契約書に貼付する印紙代。
売買価格1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時)。
抵当権抹消費用:住宅ローンが残っている場合、抹消登記に1件あたり1,000円+司法書士報酬。
司法書士費用:費用が掛からないことが多い
→相続登記・抵当権抹消があると、5万円〜15万円程度が目安。
測量費:土地の境界が不明確な場合、確定測量に35万円〜50万円程度。
解体費:木造30坪で120万円〜180万円が相場(熊谷市の場合)
残置物撤去費:家財道具の撤去に10万円〜50万円程度。
物量による。
必要になるケース:測量費と解体費は必ずしも売主負担になるとは限りません。
買主との交渉次第で、現況引渡しで済むケースも多くあります。
先に費用を投じる前に、必ず不動産会社に相談してください。
熊谷市で空き家を売却したときの税金
売却で利益(譲渡所得)が出た場合、以下の税金がかかります。
①譲渡所得税:所有期間5年超で15%、5年以下で30%。
相続の場合は被相続人の所有期間を引き継げます。
②住民税:所有期間5年超で5%、5年以下で9%。
③復興特別所得税:譲渡所得税額×2.1%。2037年まで課税。
④相続税との関係:相続税を支払った場合、相続開始から3年10ヶ月以内に売却すれば「取得費加算の特例」により、相続税の一部を取得費に加算でき、譲渡所得税を軽減できます。
譲渡所得は「売却価格 − 取得費 − 譲渡費用」で計算されます。
相続空き家では取得費が不明なケースも多く、その場合は売却価格の5%を概算取得費とします。
ただしこれでは税負担が大きくなるため、次に紹介する3,000万円特別控除の活用が非常に重要です。

税務的なことは最終的に最寄りの税務署、税理士さんにご相談ください。
相続空き家の3,000万円特別控除とは
制度概要
正式名称は「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」。
相続した空き家を売却する際、一定の要件を満たせば譲渡所得から最大3,000万円を控除できる制度です。
適用期間は令和9年(2027年)12月31日まで延長されています。
国土交通省 / 国税庁 No.3306
適用条件
主な要件は以下の通りです。
- 相続開始日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに譲渡すること
- 売却代金が1億円以下であること
- 相続時から譲渡時まで、事業用・貸付用・居住用として使用していないこと
- 譲渡時に耐震基準を満たしている、または取り壊して更地で売却すること(令和6年以降は、譲渡後に買主が耐震改修・取り壊しを行う場合も対象)
対象住宅
- 昭和56年5月31日以前に建築された家屋
- 区分所有建物(マンション等)ではないこと
- 相続開始直前に被相続人が一人で居住していたこと(老人ホーム入所の場合も一定要件で対象)
必要書類
- 被相続人居住用家屋等確認書(熊谷市役所で発行)
- 登記事項証明書
- 売買契約書の写し
- 耐震基準適合証明書または建設住宅性能評価書(耐震要件を満たす場合)
熊谷市で利用する際の注意点
熊谷市では、この制度の適用を受けるために必要な「被相続人居住用家屋等確認書」を市役所で発行してもらう必要があります。
発行には水道使用量の記録、電気の使用状況、写真など複数の書類が必要で、書類の準備に想像以上に時間がかかります。
売却が決まってから慌てて準備すると間に合わないこともあるため、売却を検討し始めた段階で早めに動くことを強くおすすめします。
空き家は解体してから売るべき?
解体した方がいいケース
- 建物の老朽化が激しく、写真だけで買主が敬遠する状態
- 土地としての価値が明確に高く、更地の方が売れやすいエリア
- 買主から更地渡しを条件にされている
そのまま売った方がいいケース
- 買取を検討している
- 建物にリノベーション価値が残っている
- 再建築不可物件(解体すると新築できなくなる)
- 予算的に解体費を先出しできない
私の実務経験上、「先に解体したものの結局土地が売れず、税負担だけ増えた」というケースが少なからずあります。
解体は「買主が決まってから」または「不動産会社と相談してから」が鉄則です。
熊谷市の解体補助金
熊谷市には「熊谷市空き家等除却補助金」があります。
昭和56年5月31日以前に建築された木造居住用家屋などが対象で、支給額は「除却費用の10分の8」または「延べ面積×2万円」のいずれか低い額、上限30万円です
熊谷市公式
申請期間や予算枠には限りがあり、工事着手前の申請が必須です。
すでに解体を始めてしまうと補助対象外になるので注意してください。
熊谷市の空き家市場
土地価格
熊谷市の2026年公示地価の平均は約6万8,000円/㎡、坪単価では平均22.5万円/坪となっており、埼玉県北部の中では比較的堅調な水準を維持しています。
需要
熊谷駅はJR高崎線・上越新幹線が停車する交通拠点で、東京駅まで新幹線で約40分。テレワーク普及後、都心からの移住需要も見られます。
ファミリー層の実需、投資家の買取需要、再建築目的の土地需要と、複数の買主層が存在するのが熊谷市の強みです。
売れやすいエリア
籠原:JR籠原駅周辺は始発駅としての利便性が高く、坪単価は約26.8万円/坪。
ファミリー層に人気で、相続空き家も比較的売れやすいエリアです。
熊谷駅周辺:市の中心部で坪単価約36.1万円/坪。
商業・住宅の両需要があり、最も流動性が高いエリア。
妻沼:坪単価は約9.2万円/坪と手頃で、
広い敷地の物件が多く、DIY・田舎暮らし需要があります。
江南:静かな住環境で、坪単価は10万円台前半。
単価は低めですが、根強い実需があります。
大里:農地転用や広い敷地を求める買主に一定の需要があります。
熊谷市で空き家を高く売るポイント
相場を知る
まずは公示地価・レインズ成約事例・ポータルサイトの売出価格を確認し、大まかな相場観を持つことが重要です。
相場を知らないと、不動産会社の査定額が妥当かどうか判断できません。
複数査定しない方が良いケース
一般的には「複数社に査定を依頼しましょう」と言われますが、相続空き家に関しては必ずしも当てはまりません。
理由は、査定額を高く出して媒介契約を取り、その後に値下げを迫る業者が一定数存在するためです。
特に相続空き家は特殊事情が多く、机上の高額査定に振り回されると時間だけを浪費します。

信頼できる業者1〜2社に絞り、じっくり相談する方が結果的に高く早く売れるケースが多いのが実情です。
地域密着会社を選ぶ
熊谷市は籠原・妻沼・江南・大里・熊谷駅周辺でそれぞれ市場特性が異なります。
地域の実需買主とのネットワークを持つ地元密着会社の方が、大手より熊谷市の相続空き家には強いというのが実感です。
売却時期
不動産市場は1〜3月(新生活シーズン)と9〜11月(転勤シーズン)が動きます。
逆算して、査定は2〜3ヶ月前から始めるのが理想です。
このような空き家でも売却できます
以下のような「売れないのでは」と思われがちな物件でも、熊谷市で実際に売却実績があります。
- 築50年以上の家:土地としての価値、リノベ需要で買主がつきます
- ボロ家・雨漏り:現況引渡し・契約不適合責任免責で対応可能
- シロアリ被害:買取業者なら状態不問で買い取ります
- 荷物そのまま:残置物ありでの引渡し可
- 相続人が複数:全員の同意があれば売却可能、代表者に委任する方法もあります
- 再建築不可:隣地買主・DIY層など、専門的な販売戦略で対応
- 市街化調整区域:農家住宅・既存宅地など個別条件を精査すれば売却可能
「うちの家は無理だろう」と諦める前に、まずは無料でご相談ください。
熊谷市の空き家売却でよくある質問(FAQ)

- Q相続登記前でも売れますか?
- A
査定・相談・販売開始は可能です。ただし売買契約の締結までには相続登記が必要です。並行して司法書士と進めれば問題ありません。
- Q解体は必要ですか?
- A
必ずしも必要ではありません。むしろ先に解体すると税負担が増えたり、売れ残ったりするリスクがあります。相談してから判断しましょう。
- Q家財道具や荷物はどうすればいいですか?
- A
残置物ごと売却できるケースが多くあります。ご自身で処分する場合は10万?50万円程度の費用がかかりますが、その手間・費用を売却価格に反映させる交渉も可能です。
- Q売却期間はどれくらいですか?
- A
仲介の場合は3~6ヶ月が一般的、買取の場合は最短2週間~1ヶ月です。
- Q査定は無料ですか?
- A
弊所では査定・相談ともに完全無料です。現地確認も無料で対応しています。
- Q契約不適合責任免責とは何ですか?
- A
引渡し後に建物の欠陥が見つかっても、売主が責任を負わない特約です。相続空き家では多く採用されます。
- Q相続人が複数いても売れますか?
- A
相続人全員の同意が必要ですが、代表者への委任状で手続きを一本化できます。
- Q遠方に住んでいますが対応可能ですか?
- A
熊谷市外・県外・海外在住でも対応可能です。書類のやり取りは郵送・オンラインで完結できます。
まとめ|熊谷市の相続空き家は早めの動き出しが正解

①熊谷市の相続空き家は、早めの売却がおすすめです。
放置期間が長くなるほど、建物の価値は下がり、固定資産税の負担は続き、近隣トラブルのリスクも高まります。
②古くても、荷物があっても、状態が悪くても売れるケースは非常に多いです。
諦める前に、まず現地を見てもらいましょう。
③解体前に相談した方が得することが多いです。
先に解体すると税負担増・売れ残りリスクがあり、補助金制度も工事前の申請が必須です。
④相続登記・税金・売却の全体をワンストップで相談できる相手を選ぶことが、結果的に最も費用対効果の高い進め方です。
弊所は熊谷市で一人経営の不動産事務所として、大手にはできない丁寧な現地確認・熊谷駅前の司法書士などと連携・遠方在住者への柔軟な対応を強みに、相続空き家のご相談をお受けしています。
籠原・妻沼・江南・大里・熊谷駅周辺、いずれのエリアも対応可能です。

査定・相談は完全無料、しつこい営業は一切いたしません。
「まだ売るか決めていない」「まず話を聞いてみたい」
という段階でお気軽にお問い合わせください。



コメント