相続した家…売るかどうか迷っていませんか?
相続で家や土地を引き継いだものの、
すぐに売るべきか、それとも残すべきか悩んでいる方はとても多いです。
実際にご相談を受けると、次のようなお悩みをよく聞きます。
相続した不動産のよくある悩み
- 親の家を相続したけど、売るのは少し気が引ける
- まだ使うかもしれないので、すぐには決められない
- 空き家のままでも大丈夫なのか分からない
- 売るなら今なのか、もう少し待つべきなのか迷う
- 不動産会社に相談すると営業されそうで不安
- 古い家なので売れるのか心配
- 兄弟と共有名義なので勝手に決められない
- 相続税や譲渡税など、税金がよく分からない
「売るかどうか決められない状態」のまま
時間が過ぎてしまうケースは珍しくありません。
相続不動産は「すぐ売る人」と「数年放置する人」に分かれる
相続した不動産の対応は、大きく分けると次の2つのパターンに分かれます。
① すぐ売却する人
相続後すぐに売却を決めて、管理費や税金の負担を早めに解消するタイプです。
空き家の管理や固定資産税の負担を考えて、
比較的早く決断する方です。
② しばらく様子を見る人
「とりあえず残しておこう」と考え、数年間そのままにしてしまうケースです。
思い出がある家だったり、将来使う可能性を考えて、
決断を先延ばしにする方も多くいます。
どちらが正しいというわけではありません。
ただし、何も情報がないまま放置してしまうと判断を誤る可能性があります。
え?!何も知らずに放置すると損をするケースも
相続した家を「とりあえずそのまま」にしておくと、思わぬ負担が増えることがあります。
例えば、
- 固定資産税などの維持費が毎年かかる
- 建物が古くなり売却価格が下がる
- 空き家の管理が大変になる
- 相続人が増えて将来の手続きが複雑になる

特に空き家は、年数が経つほど建物の価値が下がる傾向があります。
そのため、すぐ売るつもりがなくても、
「今いくらで売れるのか」だけでも知っておくことが大切です。
続いて、今すぐ売らなくても不動産査定をしておくべき理由を詳しく解説します。
今すぐ売らなくても不動産査定をすべき7つの理由

①今の相場を知るだけで判断材料になる
相続した家を「売るべきかどうか」迷うのは、とても自然なことです。
長年ご家族が住んできた家であれば、すぐに手放す決断ができないのも当然です。
実際、60代以上の方からのご相談でもよく聞くのが、
- 「まだ売る決心がつかない」
- 「もう少し様子を見てもいいのかな」
- 「でも、このまま持っていて大丈夫なのか不安」
というお気持ちです。
こうした時に役に立つのが、不動産の査定です。
査定というと「売る前提」と思われがちですが、実際は
今いくらくらいなのかを知るだけでも大きな意味があります。
例えば、
- 思っていたより高く売れそうなら「今売る」という選択
- 様子を見て「保有する」という選択
このように、金額を知るだけで判断の基準がはっきりします。
反対に、価格を知らないままでは、
- 売るタイミングを逃してしまう
- もっと早く知っておけばよかった
というケースも少なくありません。
大切なのは、今すぐ売ることではなく、状況を把握しておくことです。
まずは「今いくらくらいなのか」を知っておくだけでも、
これからの判断がずっとしやすくなります。

伊勢崎市の方で10年前に坪単価15万円と他社で査定してもらい、
当社が最近査定をすると11.5万円~12万円でした。
群馬県全体で土地の価格が下落気味のため、
持ち続けるほど、価格が下がりやすいです
② 売るタイミングを見極められる
不動産は、売るタイミングによって価格が変わることがあります。
例えば、
- 近くに新しい道路や商業施設ができる
- 周辺で住宅地の開発が進む
- 逆に空き家が増えてくる
こうした周辺環境の変化によって、土地や家の価格は少しずつ動いていきます。
ただ、相場を知らないままだと
- 「今売った方がいいのか」
- 「もう少し待った方がいいのか」
といった判断ができません。
そこで役立つのが不動産査定です。
一度査定をしておくと、
- 今の価格の目安が分かる
- 数年後にもう一度査定して比較できる
というメリットがあります。
例えば
「3年前は1,200万円と言われたけれど、今は1,050万円」
というように、価格の変化が見えると売る判断がしやすくなります。
特に相続した家や空き家は、
建物が古くなるほど売却価格が下がりやすい傾向があります。
そのため、今すぐ売らなくても
まずは今の相場を知っておくことが、売るタイミングを考える第一歩になります。

まずは、査定をし、
現状を把握、群馬県の土地は売る気持ちがあるなら、
価値が下がる前の売却がおすすめです。
③ 税金(譲渡税)の計画が立てやすい
不動産を売却したときは、利益が出た場合に「譲渡所得税」がかかることがあります。
ただし、この税金は 売却価格によって大きく変わるため、事前に相場を知っておくことがとても大切です。
例えば、
- いくらくらいで売れそうなのか
- 売った場合、利益が出るのか
- 税金がかかる可能性があるのか
こうしたことは、査定価格が分かるとある程度イメージできます。
また、相続した家の場合は、条件によって
- 相続空き家の3,000万円特別控除
- 取得費加算の特例
といった税金の特例が使えることもあります。
※No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例
ただし、これらの制度には
期限や条件があります。
例えば、
- 売却期限が決まっている
- 相続人が居住していないと使えない
- 建物の条件がある
など、知らないまま時間が経つと特例が使えなくなる可能性もあります。
そのため、今すぐ売る予定がなくても、
「いくらくらいで売れそうか」を知っておくと、税金の準備や計画が立てやすくなります。
あとから慌てて売るよりも、
余裕をもって判断できるようになるのも査定の大きなメリットです。

ご希望があれば、概算で税引き後の手残り額の計算ができます。
④ 空き家の維持費を冷静に比較できる
相続した家を「とりあえず残しておこう」と思っても、
実際には空き家には毎年さまざまな費用がかかります。
特に多いのが、次のような維持費です。
| 項目 | 年間の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 約5万〜15万円 | 土地・建物に毎年かかる税金 |
| 都市計画税 | 約1万〜5万円 | 市街化区域の場合 |
| 草刈り・庭の管理 | 約1万〜5万円 | 年に1〜2回の管理 |
| 建物の簡易修繕 | 約3万〜10万円 | 雨どい・外壁などの小修理 |
| 火災保険 | 約1万〜3万円 | 空き家でも加入するケースが多い |
合計:年間 約10万〜30万円程度
もちろん物件によって違いますが、
10年間持つと100万〜300万円程度の負担になることもあります。
ここで重要なのが、不動産の査定価格との比較です。
例えば、
- 今売れば 1,200万円で売れる可能性
- 5年後に売ると 1,000万円くらい
という場合、
その間に維持費が 100万円以上かかる可能性もあります。
つまり、
「残しておくメリット」
「維持費の負担」
この2つを冷静に比較するためにも、まずは査定価格を知っておくことが大切です。
すぐ売る必要はありません。
ただ、数字を知るだけで判断はとても楽になります。
⑤ 古くなる前に売却戦略を考えられる
家は、基本的に時間が経つほど建物の価値が下がると言われています。
特に空き家の場合は、人が住んでいないことで傷みが早くなることもあります。
例えば、
- 屋根や外壁の劣化
- 給排水設備の傷み
- シロアリ被害
- 雑草や庭の荒れ
こうした状態になると、買う側から見たときに
「修理が必要な家」という印象になり、売却価格にも影響してきます。
そのため、今すぐ売るつもりがなくても、
早めに査定をしておくことで売却の考え方を整理できます。
例えば、
- 建物として売るのか
- 土地として売るのか
- リフォームして売るのか
- 不動産会社に買取してもらうのか
といった売却の方法を前もって考えることができます。
反対に、何年も経ってから慌てて売ろうとすると、
「もう少し早く動いておけばよかった…」
というケースも少なくありません。

今すぐ売らなくても「今の価値」を知っておくことが、
将来の売却戦略につながります。
⑥ 将来のトラブル(共有名義など)を防げる
相続した不動産は、兄弟や親族と共有名義になるケースも少なくありません。
その場合、時間が経つほど話し合いが難しくなることがあります。
例えば、よくあるのが次のようなケースです。
- 兄弟で共有しているが、誰も管理していない
- 売りたい人と残したい人で意見が分かれる
- 将来さらに相続が発生して、権利関係が複雑になる
不動産は、共有名義の人全員の同意がないと売却できないため、
人数が増えるほど手続きが大変になります。
特に注意したいのは、時間が経って次の相続が発生するケースです。
例えば兄弟で相続した場合でも、その兄弟が亡くなると、
- 子ども
- 配偶者
などに権利が移り、関係者が一気に増えることがあります。
こうなると、
「売りたいけど全員の連絡が取れない」
「話し合いがまとまらない」
というトラブルになることも珍しくありません。
そのため、今すぐ売らなくても
「この不動産はいくらくらいの価値なのか」を共有しておくことで、
- 家族で話し合いがしやすくなる
- 将来の方向性を決めやすくなる
というメリットがあります。

査定は、売るためだけではなく、
家族で判断する材料を作るためにも役立ちます。
⑦ 「売るか貸すか残すか」の判断ができる
相続した家については、
「売る」以外にもいくつかの選択肢があります。
例えば、
- 売却する
- 賃貸として貸す
- 将来のために残しておく
どの方法にもメリットがありますが、判断するためには
まず不動産の価値を知っておくことが大切です。
例えば査定をしてみて、
- 思ったより高く売れそう → 売却を検討する
- 立地が良く賃貸需要がありそう → 貸すことも視野に入れる
- 将来使う予定がある → しばらく保有する
といったように、選択肢を比較しながら考えることができます。
特に最近は、空き家をそのままにするのではなく
一度賃貸として活用するケースもあります。
もちろん、賃貸には
- 管理の手間
- 修繕費
- 空室リスク
などもあるため、必ずしも全ての物件に向いているとは限りません。
だからこそ大切なのが、
まず「売るとしたらいくらか」を知ることです。
売却価格の目安が分かると、
- 売った方がいいのか
- 貸した方がいいのか
- そのまま残すのか
を冷静に比較して判断できるようになります。

不動産査定は、売るためだけではなく、
将来の選択肢を整理するための第一歩ともいえます。
相続した不動産を放置すると起こる3つのリスク

相続した家は「とりあえずそのまま」にしてしまう方も多いですが、
空き家を長く放置するとお金・建物・売却価格の3つで不利になることがあります。
群馬県でも空き家は増えており、
県内の空き家率は約16.7%、約16万戸の住宅が空き家とされています。
※群馬県(空き家関連情報)より参照
つまり、6〜7軒に1軒が空き家という状況です。
その中でも、売却や賃貸の予定がない「用途不明の空き家」が約45%を占めており、
放置物件の増加が問題になっています。
ここでは、実際に起こりやすい3つのリスクを説明します。
①固定資産税・管理費の負担
家は使っていなくても、毎年必ず固定資産税がかかります。
群馬県の住宅地の場合、一般的には
- 固定資産税
- 都市計画税(市街化区域)
- 草刈りや庭の管理
- 空き家の見回り
- 火災保険
など、年間10万円〜30万円程度の維持費がかかるケースも珍しくありません。
群馬県は比較的土地が広い家も多く、
特に地方では
- 庭の草刈り
- 樹木の剪定
- 雪や台風後の点検
など、管理の手間が意外と大きいのが特徴です。
そのため相続人の方からは
「年に数回しか行かない家なのに毎年税金がかかる」
「草が伸びるたびに管理を頼むのが大変」
という相談もよくあります。
空き家の老朽化
群馬県の空き家の多くは木造一戸建てで、
時間が経つほど劣化が進みやすいと指摘されています。
特に人が住んでいない家は、
- 換気されない
- 水道を使わない
- 雨漏りに気づきにくい
といった理由で、傷みが早くなることがあります。
群馬では冬の寒暖差や夏の湿気もあるため、
- カビ
- シロアリ
- 床の腐食
などが進みやすいケースもあります。
さらに、
- 雑草が伸びる
- 外壁が傷む
- 屋根が劣化する
といった状態になると、
近隣トラブルや行政指導の対象になることもあります。
③売却価格が下がる可能性
不動産は、基本的に建物が古くなるほど価格が下がる傾向があります。
特に群馬の住宅市場では、
- 新しい住宅地
- 新築や築浅物件
の需要が強い傾向があります。
そのため、空き家を長く放置してしまうと
- 建物価値がほぼゼロになる
- 解体して土地として売る必要が出る
- 解体費(100万〜200万円)がかかる
というケースもあります。
また群馬県は空き家が多い地域でもあるため、
市場には似たような物件が増えやすい状況です。
空き家が増えるほど
- 買い手が選べる
- 売却まで時間がかかる
という状況になり、結果として売却価格が下がることもあります。
不動産査定は「売却の契約」ではありません

「査定したら売らなければいけないのでは?」
と心配される方も多いですが、
査定はあくまで価格の目安を知るためのものです。

実際には、
査定をしたからといって売却の契約になるわけではありません。
まずは、基本的な仕組みを簡単に知っておきましょう。
査定価格と売却価格の違い
査定価格とは、
「このくらいで売れる可能性があります」という目安の価格です。
しかし実際の売却では、
- 買う人の希望条件
- 市場の状況
- 売り出しのタイミング
などによって、価格が変わることがあります。
つまり査定は、売却価格を決めるための参考情報と考えると分かりやすいです。
机上査定と訪問査定の違い
不動産査定には、主に2つの方法があります。
【①机上査定(簡易査定)】
住所や土地の広さなどの情報から、過去の取引事例を参考に価格を出します。
短時間で目安の価格が分かるのが特徴です。
【②訪問査定】
実際に現地を見て、建物の状態や周辺環境なども確認して価格を出します。
より現実に近い査定価格が分かります。
まずは机上査定で相場を知り、
必要に応じて訪問査定をする方も多いです。
査定=必ず売る必要はない
査定をしたからといって、必ず売却する必要はありません。
実際には、
- 相場を知るため
- 家族と相談するため
- 売るタイミングを考えるため
に査定を利用する方も多くいます。
そのため、今すぐ売る予定がなくても、
「今いくらくらいで売れるのか」を知っておくことは決して無駄ではありません。
将来の判断材料として役立つことが多いです。
相続した家の査定でよくある質問

はい、査定は無料です。
不動産会社は、将来的に売却を任せてもらえる可能性があるため、
査定自体は費用をかけずに対応するのが一般的です。
そのため、
- まだ売るか決めていない
- 相場だけ知りたい
- 悩みを聞いてもらいたい
という段階でも、気軽に査定を依頼することができます。
はい、相続登記をしていなくても査定は可能です。
査定はあくまで「価格の目安」を出すものなので、名義変更が終わっていなくても問題ありません。
ただし、実際に売却する場合は相続登記(名義変更)が必要になります。
そのため、査定の段階で売却を急ぐ必要はありませんが、将来売る可能性がある場合は早めに手続きを確認しておくと安心です。s
はい、古い空き家でも売れるケースは多くあります。
例えば、
- 建物付きの中古住宅として売る
- 解体して土地として売る
- 不動産会社が買取する
など、物件の状況によって売り方が変わります。
特に地方では、建物よりも土地の価値で売れるケースも少なくありません。
まずは査定をして、どのような売り方ができるか確認することが大切です。
まとめ|迷っている人ほど「今の価格」を知ることが大切

今回のポイントをまとめると次の通りです。
- 相続した不動産は「すぐ売る人」と「しばらく保有する人」に分かれる
- 何も知らずに放置すると維持費や老朽化のリスクがある
- 査定をすると今の相場が分かる
- 価格を知ることで売るタイミングを考えやすくなる
- 税金や将来の計画も立てやすくなる
- 売却・賃貸・保有など選択肢を比較できる
- 査定したからといって必ず売る必要はない
まずは「今いくらくらいの価値があるのか」を知ることが、
後悔しない判断への第一歩になります。

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