太田市の土地は今が売り時?!
令和8年公示地価(2026年1月1日時点)の市平均は1㎡あたり42,158円(坪約13.9万円)。
前年比+1.0%と上昇が続き、市内最高地点の飯田町1386番(太田駅前)は坪56.9万円・上昇率+4.24%**と突出しています
国土交通省 令和8年地価公示

ただし、査定で重要になるのは「公示地価」ではなく「実勢取引価格」
両者の差を知らずに査定を受けると、期待値のズレで売却時期を誤るリスクがあります。本記事では、実際に高く売るための査定のコツと、太田市の地域別坪単価を一覧で解説します。
太田市の地価動向:上昇基調が続く3つの理由
太田市の地価は県内でも上昇が先行するエリアです。
群馬県全体では令和7年地価公示で住宅地-0.3%(下落率は縮小)、商業地0.0%(平成5年以来33年ぶりの下げ止まり)、工業地+2.3%(4年連続上昇)という局面です
群馬県 令和7年地価公示結果。
その中で太田市が強い理由は明確です。
① 駅前再開発が進む
太田駅南口では旧ドン・キホーテ跡に大学キャンパスと商業棟(ベルク太田駅前店など)が建設中で、
2027年度の整備完了を目指しています
(上毛新聞)
県地価調査も「高崎市、太田市、前橋市などの主要都市では再開発事業や民間企業の投資が進み上昇」と明記しています。
② 人口22万人超と県内有数の規模
太田市の人口は令和8年6月30日現在で221,950人(外国人17,256人を含む)と群馬県内2位の規模を維持
太田市ホームページ「太田市の人口」
③ 工業地需要が地価を支える
SUBARU群馬製作所(本工場・矢島工場・大泉工場)を中核に、太田市の製造品出荷額は県内1位の1兆7,221億円。両毛地域には自動車関連企業が厚く集積し、工業地需要が全体的な地価の底上げ要因になっています。
太田市公式サイトの推移データでも、令和6年地価公示の全市平均は41,100円/㎡(+0.4%)と上昇転換済みです
太田市「土地対策(地価公示・地価調査)」。
太田市 地域別坪単価一覧表
下表は令和8年公示地価(国土交通省公表・2026年1月1日時点)の標準地を旧市町村別に集計したものです。
2005年の合併で太田市に編入された尾島・新田・藪塚本町エリアを含め、中心部との価格差は最大で約5.8倍に開きます。
旧市町村・主要エリア別の坪単価(令和8年公示地価)
| エリア | 円/㎡ | 坪単価 | 前年変動 | エリアの性格 |
|---|---|---|---|---|
| 飯田町 (太田駅前) | 122,000円 | 約40.3万円 | +2.97% | 中心市街地。市内最高値 |
| 新井町 (駅西側) | 74,133円 | 約24.5万円 | +1.82% | 駅近住宅・商業地 |
| 東本町 (駅近) | 72,400円 | 約23.9万円 | +1.26% | 商店街・住商混在 |
| 飯塚町 (駅西) | 54,400円 | 約18.0万円 | +2.42% | 良好な住宅市街地 |
| 藤阿久町 (駅南) | 49,050円 | 約16.2万円 | +1.12% | 郊外住宅地 |
| 東別所町 (南部) | 43,600円 | 約14.4万円 | +1.63% | 住宅地・工業地混在 |
| 宝町 (南部) | 35,600円 | 約11.8万円 | +0.85% | 郊外住宅地 |
| 西新町 (西部) | 29,000円 | 約9.6万円 | +1.80% | 工業・住宅混在 |
| 新田地区 (旧新田町) | 26,375円 | 約8.7万円 | +0.07% | 旧新田町中心部 |
| 尾島地区 (旧尾島町) | 25,300円 | 約8.4万円 | -0.4% | 旧尾島町中心部 |
| 藪塚地区 (旧藪塚本町) | 21,300円 | 約7.0万円 | +0.47% | 郊外・旧藪塚本町 |
| 市平均 | 42,158円 | 約13.9万円 | +1.0% | — |
※円/㎡×3.30578で坪換算。各エリアの公示標準地の平均値であり、個別物件は形状・接道・用途地域・法令制限で上下します。
出典:tochidai.info 太田市(国土交通省 地価公示データの整理)
駅別の坪単価ランキング(令和8年公示地価)
| 順位 | 駅 | 坪単価 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 太田駅 | 約20.5万円 | +1.63% |
| 2 | 西小泉駅 | 約11.7万円 | +0.23% |
| 3 | 細谷駅 | 約11.7万円 | +0.93% |
| 4 | 竜舞駅 | 約11.1万円 | +0.97% |
| 5 | 治良門橋駅 | 約10.9万円 | +0.30% |
| 6 | 三枚橋駅 | 約10.6万円 | +0.31% |
| 7 | 韮川駅 | 約9.4万円 | +0.19% |
| 8 | 木崎駅 | 約9.2万円 | -0.02% |
| 9 | 野州山辺駅 | 約8.8万円 | +0.42% |
| 10 | 世良田駅 | 約8.5万円 | +0.14% |
| 11 | 藪塚駅 | 約7.7万円 | +0.47% |
図表3(上掲)はこのデータをグラフ化したものです。
駅から離れるほど価格が急落し、飯田町と藪塚町で約5.8倍の差——
まず自分の土地がどの価格帯にいるのかを、この表で確認してください。
査定のカラクリ:4つの価格指標を使い分けろ
査定額を正しく読むには、価格の「種類」の理解が不可欠です。太田市の土地には4種類の公的価格が存在します。
| 指標 | 発表者 | 時点 | 性格 |
|---|---|---|---|
| 公示地価 | 国土交通省 | 1月1日 | 都市計画区域内の標準地。取引の目安 |
| 基準地価 | 都道府県 | 7月1日 | 全県の基準地。市街化調整区域なども対象 |
| 路線価 | 国税庁 | 1月1日 | 相続税・贈与税評価。公示地価の約80%程度 国税庁 |
| 実勢価格 | 国土交通省(不動産取引価格情報) | 四半期 | 実際に成立した売買価格 |

太田市の場合、令和8年公示地価の平均は坪13.9万円ですが、
2025年の実際の土地取引価格(実勢)は平均坪9.3万円(前年比+18.4%上昇)です
他の集計サイトでも坪9.8万円程度で、実勢は概ね坪9〜10万円が中心帯です
つまり査定では「公示地価」から2〜3割引きの水準をベースに、その土地固有の要因(接道・形状・眺望・再開発の影響圏)を加減して金額が出ます。
公示地価をそのまま査定額と想定するのは、ほぼ全てのケースで期待値のズレの原因です。
逆に、飯田町1386番のような駅前の優良地は公示値に近い水準で売れるケースが多く、
「公示地価との乖離率」こそが査定の妥当性を測る物差しになります。
土地を高く売るコツ5選
土地の査定額そのものを上げるための具体策です。
- 売却時期は1〜3月(年度末)を狙う
転勤・進学・異動に伴う住宅需要が集中し、太田市のような郊外都市では成約価格が上がりやすい。 - 古家付きなら解体を検討
建物があると「解体費分」が査定から差し引かれます。
築古・空き家なら解体して更地査定を取り直すと、総額で上回るケースが多い(解体費100〜200万円と売却増額分を比較)。 - 契約後に境界界確定をする
隣地との境界が未確定だと、買主側の調査が止まり契約まで時間がかかります。
境界確定済みの土地は「すぐ建てられる」として高く評価されます。 - 用途地域と建築条件を整理する — 第一種低層住居専用地域など「平屋・コンパクト住宅」の需要が強い地域では、建蔽率・容積率・接道要件を資料化して提示。
- 農地・市街化調整区域の扱いを先に確認 — 太田市は市街化区域・調整区域・非線引き区域が混在し、農地も広く残ります。農地は農地法の許可・届出が売却の前提になるため、事前に農業委員会・都市計画課で確認しておくと売却期間が数か月短縮できます 太田市「農地の転用手続き」。
売却方法の比較
高く売りたいなら仲介、急ぐなら買取が基本線です。
特に注意したいのは、買取専門店の提示はあくまで「買取価格」であり、
仲介の「査定額(売出想定価格)」とは性質が違う点。
査定額と買取額を混同すると、安値契約のリスクがあります。

- 仲介:相場の9割〜(成約まで3〜6か月)。手数料は売買価格×3%+6万円(税別)が上限
- 買取:相場の6-7割(1か月で現金化)
太田市で土地を売る流れ【査定から確定申告まで】
STEP1 無料査定を依頼する
まずは土地がいくらで売れそうか査定を依頼します。
- AI査定・机上査定
- 現地調査を行う訪問査定
太田市の売却実績が豊富な不動産会社へ依頼すると、地域相場を反映した価格を把握できます。
STEP2 媒介契約を結ぶ
査定額や販売方法に納得したら、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約には
- 一般媒介
- 専任媒介
- 専属専任媒介
の3種類があります。
STEP3 売却活動を開始
不動産会社が販売活動を行います。
主な内容
- SUUMOなど不動産サイト掲載
- レインズ登録
- 購入希望者への紹介
価格交渉があれば担当者がサポートします。
STEP4 売買契約を締結
買主が決まったら売買契約を行います。
契約時には
- 売買契約書
- 重要事項説明
- 手付金の受領
などを行います。
STEP5 決済・土地の引渡し
司法書士立会いのもと、
- 残代金の受領
- 所有権移転登記
- 固定資産税の精算
- 土地の引渡し
を行い、売却完了です。
STEP6 翌年に確定申告
土地を売却して譲渡所得(利益)が発生した場合は、原則として翌年に確定申告を行います。
取得費や仲介手数料などを差し引いて税額を計算します。マイホームの特例などが利用できる場合もあります。詳しくは国税庁の案内をご確認ください

売却で見落としがちな落とし穴チェック
- 相続した土地の売却:取得費が不明な場合は「売却額の5%を取得費とする概算取得費」が使えます。
相続税評価(路線価ベース)と実勢の乖離が大きい太田市郊外では、評価額より高く売れるケースも多く、早めの売却が有利なことがあります。
- 譲渡所得税:所有期間5年超なら長期譲渡で所得税・住民税合わせて約20.315%(5年以内は約39.63%)。居住用の3,000万円特別控除の対象かどうかを必ず確認。
- 固定資産税の精算:日割り精算の条項を契約書に入れないと、売主側が当年分を全額負担する形になりがちです。
- 手付金・違約金:買主の契約違反時の違約金(通常売買代金の20%以内)と手付解除の条件を確認。
Q&A:太田市の土地売却、よくある5つの疑問

- Q土地査定は無料ですか?何社に依頼すべき?
- A
査定は原則無料です。査定書に「取引事例・公示地価との対比」の根拠が明示されているかを比較しましょう。査定額だけ提示して理由を説明できない会社は避けるべきです。
- Q親から相続した土地、今すぐ売るべき?
- A
固定資産税・管理費が毎年かかるなら、早めの売却が正解です。
太田市郊外(新田・尾島・藪塚エリア)は相続税評価(路線価)と実勢の差が小さく、評価額以上で売れるチャンスもあります。まず無料査定で「この先値上がりしそうか」を数値で確認してください。
- Q古家付きと更地、どちらが高く売れる?
- A
一般的には解体して更地で売るほうが高く、早く売れます。
買主が自由にプランを組めるためです。ただし解体費がかかるため、「解体費+売却価格」のトータルで比較するのが鉄則です。
- Q買取専門店と仲介、どちらが得?
- A
時間があるなら仲介、時間がないなら買取です。
買取は相場の7〜8割程度ですが、売却が確実で手数料ゼロ。
太田市のような工場地帯では、事業用地としての買取需要もあり、一般の住宅地査定より高く評価される土地もあるので、両方の査定を取り比べると判断が明確になります。
- Q売却後、確定申告は必要?
- A
売却した翌年の2月16日〜3月15日に譲渡所得の申告が必要です(利益が出ていない場合でも、特別控除を使うためには申告が前提になるケースがあります)。税理士に譲渡所得計算を依頼するのが確実です
まとめ

太田市の土地は、駅前再開発・人口規模・工業集積という3つの追い風により上昇基調が続いています。
売却の成否を分けるのは、
(1)地域別坪単価で自分の土地の立ち位置を知ること
(2)公示地価と実勢価格の乖離を理解すること
(3)査定根拠の確認
の3点です。

太田市の土地売却のご相談なら、
まずは、リヤマ不動産へお問合せください。



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