新築の戸建住宅は水道の引込管は20mmが主流?
戸建住宅の給水管には、13mm・20mm・25mmなど複数の口径があります。
近年の住宅では20mmが採用されるケースもありますが、実際の口径は建築年代・住宅の規模・自治体の給水装置基準などによって異なります。
そのため、「新しい家だから20mm」「古い家だから13mm」と一律に判断せず、水道メーターや給水装置の資料を確認することが確実です。

戸建の水道管の太さって
どう調べるの?
それと、うちは水漏れしている?

承知いたしました。
今回は水道の引込管や水漏れの調査方法について解説します。
不動産売却前に水道管の口径を確認する理由
不動産を売却するときは、水道の引込管の口径も確認しておくと安心です。
特に古い住宅では13mmなどの給水管が使われていることがあり、買主が建て替えをする場合、希望する住宅設備や自治体の基準によっては口径変更が必要になるケースがあります。
そのため、売却前に
- 水道メーターの口径
- 敷地内への引込位置
- 道路側の本管からの引込状況
- 過去に口径変更した履歴
などを確認しておくと、買主への説明がスムーズです。
水道管の口径だけで土地や建物の価値が決まるわけではありませんが、建て替え時の追加工事費に関係する可能性があるため、売却前に確認しておくことをおすすめします。
水道の引込管の口径の調べ方

水道の水引き込み管は、
庭にある「量水器のフタ(水色)」を開けて、
メーターのカバー「給水引き込み管の径」の記載があります。
<主に3種類>
※自治体によって基準が異なります
①口径13ミリ:昭和の古家に多い口径
→水栓の数は4個から6個くらい
②口径20ミリ:平成時代~現在の新築に多い口径
→水栓の数は13個から15個くらい
③口径25ミリ:二世帯住宅の新築に多い口径
→水栓の数は14個以上~18個くらい

水栓の利用場所は
①トイレ1台目
②トイレ2台目
③洗面台1台目
④洗面台2台目
⑤お風呂
⑥キッチン
⑦洗濯機
⑧玄関の手洗い
⑨外水栓(洗車など)
最近の2F建て新築の場合、ざっと9か所も水栓があります。
13ミリは4か所までのため、水圧が弱く、
口径が20ミリないと厳しいといえます。

なるほど
2世帯住宅なら
+5か所は必要だから、
25ミリないと厳しいね!
最近はタンクレストイレが主流です。
13ミリのままタンクレスにすると
①お風呂&キッチン利用中
②誰かがトイレに入る
→流れるが、詰まって故障するかも?

それと2F建てで13ミリで
タンクレスにすると、水圧が弱くなり故障の原因になるかも?
水道の引込管は交換できる?

古屋付きの土地を購入すると、水道管は13ミリが多いです。
解体更地→新築建築の際、引き込み管は13ミリのままなので
口径20ミリに変更したい場合には、費用発生します。

ちなみに13ミリ→20ミリへの口径変更工事は20万円以上かかる場合もあります。
※全国一律の金額ではありません。
伊勢崎市で水道メーターの口径を13ミリから20ミリに変更する工事では、市に納める費用として加入金77,000円と工事申込手数料15,000円(合計92,000円)が必要です。
これに加えて、民間の指定工事店へ支払う実際の配管・掘削工事費がかかります
水道加盟金とは?
水道加盟金は水道施設の整備・拡張や安定した水の供給を図るための費用です。
※加盟金は入会費のような費用です。
水道の代金ではありません。
| 口径 | 加入金(消費税含む) | 工事申込手数料 |
|---|---|---|
| 13ミリメートル | 55,000円 | 15,000円 |
| 20ミリメートル | 132,000円 | 15,000円 |
| 25ミリメートル | 220,000円 | 15,000円 |
| 30ミリメートル | 440,000円 | 30,000円 |

お住いの自治体によって異なるため
ご自身でご確認ください。
水道の水漏れの確認方法&修理方法は?

水道の水漏れの確認方法は簡単です。
①1年分の水道料金の推移を調べる
水道の検針票に「水漏れの可能性あり」など記載があります。
また、1年分を水道局に連絡して聞いてみましょう。
どのあたりから、水道料金がアップしたのかで
水漏れ時期がわかります。
②パイロットマークで判定
水道メーターのふたを開けると
(4)のパイロットマークが静止しています。
水を流すと、ぐるぐる回るため、
すべての水道を止めても、回る場合は漏水の恐れがあります。
※給湯器などの設備が原因となる場合もあるため、パイロットマークが動いていた場合は、指定給水装置工事事業者などに点検を依頼しましょう。
※スイコマチャンネルさんより参照
水漏れの修理方法は?

①水道業者を呼ぶ
ネット広告業者でなく、
市区町村の指定の水道業者さんを呼んで、見積もりをもらいましょう。

水道局の指定業者のため、
法外な請求はないと思われます。
水道管が短ければ、漏水個所を特定しやすいです。
しかし、漏水場所が不明な場合、思い切ってすべて交換するのも
ありかもしれません。
※部分補修の場合は、数万円ですむケースもあり
②DIY
筆者は昔、実家が漏水しているとき、
あちこちシャベルで掘り起こし、
1日かけて、漏水個所を特定しました(汗)

すごい!
どこから漏れていたの?

台所からL字で曲がる角の部分です。
知り合いの水道業者さんに
その部分だけ切断し、
塩ビ管に部分接続してもらいました。
※1万円ほど
業者さんいわく、
「今回は漏水箇所が分かったから安くできた」
「場所がわからないと、30万円くらいかかるかも」
つまり、あちこち掘って、埋めてを繰り返すと
それくらいの費用がかかる・・・ということです。
水道管って何年持つの?
水道管の耐用年数が過ぎると
ある日突然、水道管が破裂して、
水道料金が爆上がりする恐れがあります。
| 材質 | 寿命の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 鉛管(なまり) | 約30年未満 | 現在は新規使用不可。健康被害の懸念あり。 |
| 鋼管(鉄管) | 約30〜40年 | サビや腐食が進みやすく、古い住宅に多く見られます。 |
| ダクタイル鋳鉄管 | 約40〜60年 | 耐久性は高いが、地震などでの破損リスクあり。 |
| 塩ビ管(VP管) | 約20〜30年 | 安価で軽量。屋外の日光や熱には弱い。 |
| ポリエチレン管(PE管) | 約50年以上 | 柔軟性があり、耐震性・耐久性に優れる。新築や更新工事で増加中。 |
| ステンレス管 | 約50年以上 | 錆びにくく非常に高耐久だが高コスト。 |

最近の新築戸建は給水/給湯はポリエチレン管が多いです。
地中の排水管は塩ビ管が多いです。
まとめ|水道管の口径は売却前に確認しておこう

水道の引込管には13mm・20mm・25mmなどがあり、どの口径が使われているかは住宅や自治体によって異なります。
口径は水道メーター付近で確認できるほか、自治体の水道局や給水装置の資料から確認できる場合もあります。
また、水道の蛇口をすべて止めてもメーターのパイロットマークが動いている場合は、宅地内で漏水している可能性があります。
不動産を売却する場合は、水道管の口径・引込状況・漏水の有無を事前に確認しておくと、買主への説明や建て替え時のトラブル防止につながります。
✅ 合計のイメージ(一般家庭)
※加入金+道路掘削+給水管工事+メーター関係などを含め、条件によって大きく変わります
| 項目 | おおよその費用 |
|---|---|
| 加入金 | 6~29万円 |
| 配管引き込み工事費 | 30~50万円(敷地状況で変動) |
| メーター交換 | 1~3万円 |
| 各種手数料 | 5,000~10,000円 |
| 止水栓交換(必要なら) | 約3~5万円 |
| 総額目安 | 約40万~90万円 |
※敷地の距離や道路条件、土質、既設管の状態によっては、さらに高額に
※Yahoo!知恵袋では「20 mmにするとトータルで約40万円」という声もあります
■水道の水漏れの確認方法
水道の蛇口をすべて止めて、パイロットマークで判定
■水道管って何年持つ?
「耐用年数・使用年数の目安」
→ポリエチレン管(PE管):約50年以上
→塩ビ管(VP管):約20〜30年

水道の引込管の口径&水漏れについて、あなたのお役に立てれば幸いです。
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