桐生市の地域別坪単価一覧
まず押さえるべき大前提は、桐生市の平均坪単価は約9.32万円/坪、前年比は-0.88%ということです。
ただし実際は、駅近中心部と郊外で差が非常に大きく、「桐生市だからこの価格」ではなく「どの地域か」で売値は大きく変わります。
地価公示はあくまで正常価格であり、実売価格は接道、形状、面積、用途地域、ハザードの影響を受けます。
国土交通省 不動産情報ライブラリ
| 地域 | 坪単価の目安 | 用途/補足 | 前年比目安 |
|---|---|---|---|
| 巴町 | 14.6万円/坪 | 商業地 | -0.2% |
| 末広町 | 14.0万円/坪前後 | 桐生駅近の代表地点 | -2.52% |
| 新宿2丁目 | 12.3万円/坪前後 | 代表地点 | -1.33% |
| 広沢町 | 10.2万円/坪 | 住宅地平均 | +0.2% |
| 広沢町 | 11.7万円/坪 | 商業地平均 | -0.6% |
| 相生町 | 10.3万円/坪 | 住宅地平均 | -0.8% |
| 相生町 | 10.5万円/坪 | 商業地平均 | -0.6% |
| 宮本町 | 9.8万円/坪 | 住宅地 | -0.5% |
| 境野町七丁目 | 9.1万円/坪 | 住宅地 | -0.7% |
| 新里町武井 | 7.4万円/坪前後 | 駅近代表地点 | -0.44% |
| 新里町新川 | 6.8万円/坪前後 | 駅近代表地点 | -0.48% |
| 堤町一丁目 | 6.3万円/坪 | 住宅地 | -1.1% |
| 黒保根町水沼 | 2.0万円/坪前後 | 代表地点 | -3.17% |
| 新里町赤城山 | 376円/坪前後 | 山林系の特殊地点 | -0.87% |
※上表は町名平均と代表標準地・基準地が混在します。比較の軸としては有効ですが、査定の最終判断は個別地番ベースで行うべきです。
一次確認は 国土交通省 不動産情報ライブラリ と 桐生市の地価公示案内 を使い、補助的に一覧整理サイトを参照してください。 土地代データ
桐生市で土地を売るなら「市平均」ではなく「地域差」
桐生市で土地を売りたい方が最初にやりがちなのは、相場ページを見て「だいたいこのくらい」と決めてしまうことです。
ここが危ない。
桐生市は駅周辺の中心地、生活利便性が高い住宅地、郊外、山間部で価格差が大きく、平均値だけでは判断を誤ります。

実際、桐生市の平均坪単価は約9.32万円/坪ですが、
巴町は14万円台、広沢町や相生町は10万円前後、
新里町や黒保根町ではさらに低い水準です。
つまり、売却で重要なのは「桐生市の相場」ではなく、あなたの土地がどの商圏・どの暮らし方に刺さるかです。
売れる価格は「用途地域」「ハザード」「生活利便」で決まります
土地の査定額は、公示地価だけでは決まりません。
買主が実際に見るのは、家が建てやすいか、生活しやすいか、災害リスクを許容できるかです。
桐生市では都市計画情報を公開型GISで確認でき、桐生都市計画区域には用途地域の指定があります。
一方で新里都市計画区域は用途指定なし、黒保根町は都市計画区域外です。
この違いは、建てられる建物、将来の利用イメージ、融資の通りやすさに影響します。
売り出す前にここを把握しているかどうかで、説明力に差が出ます。
桐生市 都市計画図の閲覧
桐生市では「居住誘導区域に近いか」が訴求の芯になります
桐生市は人口減少や高齢化を背景に、生活サービスを集約するコンパクトシティ計画を進めています。
なぜなら、医療、福祉、商業、教育文化などに近いエリアは、買主にとって「住み続けやすい」からです。
反対に、利便施設から遠い土地は、価格だけでなく売却期間にも差が出やすい。
桐生市コンパクトシティ計画

コンパクトシティ計画は冷酷な言い方をすると、
不便な田舎は切り捨てて、桐生の都市部に住みましょう!
という、弱者切り捨ての計画です。
買主は「いくらで買うか」より「買って大丈夫か」
多くの買主は、値段以上に「その土地を買って後悔しないか」です。

値段も重要だけど、その土地を買って今後
35年以上ローンを払って住む・・・
って考えると、後悔しないか心配よね・・・

桐生市では水害ハザードマップや土砂災害情報が公開されており、河川や斜面条件の確認は欠かせません。
信頼は、不利な情報も隠さず示す姿勢で生まれます。
桐生市 各種ハザードマップ 桐生市水害ハザードマップ
比較図:高く・早く売れやすい土地と、時間がかかりやすい土地の違い
下の比較は、桐生市で土地売却を考える読者にとって実務的に価値が高いパートです。
| 比較項目 | 高く・早く売れやすい土地 | 売却に時間がかかりやすい土地 |
|---|---|---|
| 立地 | 駅、幹線道路、生活施設に近い | 利便施設から遠い |
| 用途地域 | 住宅需要と合う用途 | 制約がわかりにくい |
| 形状 | 整形地、間口が取りやすい | 旗竿地、変形地 |
| 接道 | 接道条件が明快 | 再建築や接道確認が必要 |
| 災害リスク | ハザード説明がしやすい | 浸水・土砂リスク説明が重い |
| 訴求軸 | 住みやすさを描ける | 価格訴求に寄りやすい |
桐生市で土地を少しでも有利に売るなら、査定前に3つ整えるべきです
第一に、用途地域・接道・建築可否を確認すること。
第二に、ハザード情報を確認し、説明できる状態にすること。
第三に、地域相場の根拠を用意することです。
地価公示は正常価格であり、そのまま成約価格ではありませんが、売り出し価格の説得材料になります。さらに、周辺の人口やまちづくりの方向性も押さえておくと強い。
桐生市の人口は98,303人、49,059世帯です。
桐生市の人口・世帯
人口動向は売却環境に影響しますが、そのなかでも生活利便の高い場所は相対的に選ばれやすい。

だからこそ、“市全体の下落”ではなく“地域ごとの選ばれ方”で語るべきです。
売り出し価格の決め方は「根拠」で決める
桐生市の土地売却で失敗する典型は二つです。
①高く出しすぎて長期化
②早く売りたいあまり安く出してしまうか。
正解はその中間ではありません。正解は、根拠がある価格です。
具体的には、地価公示、周辺売出事例、用途地域、面積帯、接道、ハザード、造成の要否を束ねて価格を決めます。桐生市のように地域差が大きいエリアでは、
とくに「駅距離」「生活施設アクセス(学校スーパーなど)」「用途」の3条件で価格帯がぶれます。
桐生市で土地売却【Q&A】

- Q桐生市の土地はいくらくらいで売れますか
- A
桐生市全体の平均坪単価は約9.32万円/坪ですが、実際は地域差が大きいです。
巴町のような中心部と、新里・黒保根エリアでは大きく水準が異なります。まずは町名単位、次に個別地番単位で確認してください
- Q地価公示の価格でそのまま売れますか
- A
そのままではありません。
地価公示は正常価格で、実売価格は接道、形状、面積、用途地域、売却時期などで変わります。価格の基準にはなりますが、成約価格そのものではありません。
- Qハザードマップは売却に影響しますか
- A
影響します。
特に買主の不安に直結するため、説明を避けるより、先に確認して正確に伝える方が信頼を得やすいです。浸水想定や土砂災害リスクは、桐生市の公式資料で確認できます
- Q早く売るには何を優先すべきですか
- A
価格の下げすぎではなく、根拠の明確化です。
地域相場、用途地域、接道、ハザード、生活利便を先に整理しておくと、内覧や問い合わせの質が上がり、結果として売却も進みやすくなります。
まとめ

- 桐生市は地域によって土地価格が大きく異なります。
- 市平均ではなく、地域別の相場を確認することが重要です。
- 用途地域・接道・ハザードマップは売却価格や売れやすさに影響します。
- 売り出し価格は、公示地価だけでなく周辺相場や土地条件を踏まえて決めましょう。
- 土地の特徴を正しく伝えることで、高値売却・早期売却につながります。
- 桐生市で土地を売りたい方は、地域に詳しい不動産会社へ査定を依頼するのがおすすめ



コメント