【重要】未完成物件VS完成物件の建売を買う前に徹底比較!

住宅ローン

未完成物件と完成物件@建売の理解を深める

未完成の新築建売住宅は土地の状態だったり、建築途中の物件です。

②完成の新築建売住宅は検査済証が発行され、建築済みの物件です。

お客様
お客様

新築戸建を買うなら、どっちがいいのかな?

建売購入前で「迷う」あなたのために、

未完成物件と完成物件のメリット&デメリットを解説します。

未完成の建売物件メリット

未完成物件の建売を選ぶメリットを解説します。

立地条件が良い区画が選べる

売り出したばかりで建築途中のため、
良い立地を抑えられます。

例えば8区画くらいの分譲建売で、
「一番手前がいい」と先に契約する方法です。

完成まで施行チェックができる

未完成の戸建てのため、
建築途中のチェックが可能です。

宅建士:山口
宅建士:山口

人によっては、
ホームインスペクションを入れるケースもあるよう
です

特に断熱材の引き詰め状態、
金物の留め具合など目視でチェックできるため、
こだわりたい人向けといえます。

【ホームインスペクション診断箇所】【内容例】
基礎ひび割れ、沈下、
鉄筋露出など
外壁・屋根ひび、欠損、
雨漏りの兆候など
内装床や壁の傾き、たわみ、
ドアの開閉不良など
水まわり給排水管の漏れ、
腐食の有無など
小屋裏・床下断熱材の状態、
害虫の痕跡など
設備給湯器・換気設備・
電気設備の作動確認など(別料金の場合もあり)

一部仕様変更できる

クロスの一部の色を変える、コンセントを追加するなど、
ちょっとした使用の変更が可能です。

宅建士:山口
宅建士:山口

内装工事が入る前でしたら、
ある程度融通が利く場合があります。
もちろん、
建売メーカーさんによってはNGの場合
あるようです。

未完成の建売購入のデメリット

未完成物件の建売を選ぶデメリットを解説します。

値段が高い

建て売りは

①青田売り状態(未完成)
②完成直後
③完成1~3か月のタイミングで値下げします。

最も値段が高い状態が「未完成物件です」

宅建士:山口
宅建士:山口

内装工事が入る前でしたら、
ある程度融通が利く場合があります。

もちろん、
売主メーカーさんによってはNGの場合もあるようです。

重要事項説明の容認事項に
「同じ区画内の建売の値段が下がってもクレームを言わない」
ような内容があります。

例えば、あなたが3200万円で購入後、
最後の売れ残り区画が2600万円だとしても、クレームは言えません。

入居までの時間がかかる

完成済みの建売は申し込みから1か月あれば、入居できます。

しかし、未完成物件は3か月以上かかるケースもあるため、
入居までの時間が長い
です。

宅建士:山口
宅建士:山口

せっかちな人には不向きです。

また、工事の進捗状況によっては、
入居日が遅れるトラブルがあります。

イメージトラブルが多い

お客様
お客様

うーん、
なんか事前のカラーイメージと違うな・・・

「思ったより駐車場が狭い」
「想像したより部屋が狭い」
「色がパンフレットと微妙に違う」

など未完成の時は資料や他区画の内覧で、
イメージするケースがあります。

とはいえ、実際に完成すると、
イメージが違う!とトラブルになりかねません。

完成後の建売購入メリット

完成物件の建売を選ぶメリットを解説します。

価格が安い

①青田売り状態(未完成)
②完成直後
③完成1~3か月のタイミングで値下げ

建売の完成物件は②~③のため、
安くなりやすいです。

契約後、約1か月で住める

「気に入ったから申し込みしよう!」

完成済みの建売に買付証明書を入れてから、
約1か月で引き渡しされます。
急いでいる人にとってはハイスピードといえます。

値引き交渉しやすい

「完成済みだけど、売れ残っている」場合、
値下げの交渉がしやすくなります。

宅建士:山口
宅建士:山口

値下げ交渉は可能ですが、
人気物件は他に奪われるリスクが高いです。

実物を見るためイメージと相違がない

完成済みの建売住宅のため、
「実際のイメージと違う!」というトラブルがありません。

完成の建売物件デメリット

完成物件の建売を選ぶデメリットを解説します。

立地条件が悪い場合がある

複数の区画の場合、良い立地は未完成時に、

ライバルに先取りされています。

となると、余った立地を選ぶため、立地はやや悪いといえます。

宅建士:山口
宅建士:山口

区画数が少ないケースは
あまり問題になりません。


また、残った物件でも、
家のスペックは他とほぼ同じ
です。

プラン・仕様変更できない

完成物件の建売は、コンセントを追加したり、
クロスの変更ができません。

宅建士:山口
宅建士:山口

オプション工事で別途お金を払えば、
クロス変更は可能です。

コンセントは、住んで不便に感じたら電気屋さんに
依頼するといいかもしれません。

建設中の施行チェックができない

完成物件の建売は「どう施工したのか?」チェックができません。

大工さんによって当たり外れがあるため、
ある程度は「運」といえます。

宅建士:山口
宅建士:山口

非破壊検査ですが、
サーモグラフィーで雨漏れなどチェックするとよいかもしれません。

赤外線サーモグラフィー調査は雨漏りの原因を知る手段のひとつです。

非破壊チェックなので、
完全に見破れるわけではありません。

まとめ

【項目】【未完成物件】【完成物件】
メリット①完成前のため、若干の仕様変更(壁紙・床色など)
が可能な場合がある
実物を見てから購入判断ができるため、失敗が少ない
メリット②早期契約でオプション対応をしてもらえるケースがある建物の仕上がり・周辺環境・日当たりなどを実際に確認できる
メリット③早く契約すれば、
住宅ローンの手続きや引越し準備に余裕ができる
完成済みで即入居できる。
引っ越しなどスケジュールが立てやすい
デメリット①完成前なので実物が確認できず、
イメージと違う恐れがある
仕様がすでに決まっており、
変更は難しい
デメリット②完成後の不具合や仕上がりを事前にチェックできない人気物件は早期に売れてしまい、
選択肢が少ないこともある
デメリット③建築途中のトラブルや遅延のリスクがある
(雨、資材不足など)
完成品のため、
サービスの柔軟性が低いケースあり

未完成物件は、よい立地・区画を押さえておきたい人におすすめです。

完成物件は、「現物確認してから買いたい」という慎重派の方に向いています。

以上、あなたの建売選びに、参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人
riyama

宅地士&FP2級の山口です(リヤマ不動産株式会社の代表)
不動産の売買や相続、住み替えなどで「どうしたらいいの?」と不安になる方の力になりたくて、この仕事をしています。
専門的な内容も、できるだけわかりやすく、丁寧にご説明することを心がけています。不動産に関するお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。地域に根ざし、一人ひとりの気持ちに寄り添うご提案をいたします。

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